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2010/02/10 (Wed) 01:03
(書評)キルケーの毒草

著者:相原大輔

キルケーの毒草 (カッパノベルス)キルケーの毒草 (カッパノベルス)
(2005/01/21)
相原 大輔

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懇意にしている新聞記者・木村経介が失踪した。銀座のカフェ『黒猫亭』を訪れていた小説家・鳥部は、そこにあられた経介の叔父を名乗る男・間宮からそのことを聞かされる。木村と同じ帝都新聞の記者・諸星に調査を頼んだ鳥部は、木村が親の奉公先であった男爵家・霧嶋亭に顔を出していたことを知る。好事家として知られる霧嶋男爵家の、慈善パーティに入り込んだ鳥部は、そこで旧知の仲で、現在は「探偵」と名乗る大島と再会する。そして、その館で、次女の朋子が失踪し・・・・・・
「盛り沢山」 まず、思うのは、そんなところ。
この記事では、物語として、木村が行方不明になった、というところから始めているが、実は、冒頭、木村が、その視点で奇妙な体験をしたことから綴られる。怪談が好き、という性格の彼が、本当にその世界へと入り込んでしまう奇妙な物語がまず綴られ(個人的には、この最初の章だけで、一つの短編作品として面白いと思う)、ようやく、鳥部が登場し、物語へ・・・・・・と流れる。
そして、その事件も実に盛り沢山。次女の失踪から始まり、次々に起こっていく事件。しかも、霧嶋家に関しては、それ以前にも多くの失踪者がおり、さらに、その別邸がある逗子においても「神隠し」事件が多発している。あまりにも多くの殺人事件に、そして、多くの失踪事件。その中で探偵役となる大島と、好事家・霧嶋男爵らの語る「毒物」などに関する数々の蘊蓄・・・・・・。新書で500頁超というのは、かなりボリュームがあるわけだが、これだけ入れれば、そうなって当然だろう。
物語としても、それだけに、実に練り込まれた多段構成。意地悪に見てしまえば、偶然の積み重ね、という風にも言えるのだが、それぞれの人物の思惑などが次々と積み重ねられて作り上げられた事件。1つの解決を見せても、まだ、それは序章、次の1つを解決してもやっぱりそれは・・・・・・というのは、もどかしくもあり、でも、だからこそ余計、次が気になる・・・・・・という風に感じられた。これだけのボリュームだからこそ、とも言えよう。
とは言え、ちょっと長大過ぎるかな? と感じたところもある。蘊蓄とか、面白いことは面白いのだが、流石にここまで延々と続けられると、多少、食傷気味に感じてしまうところもあるかも知れない(というか、私は多少、感じた)
ただ、作品としては、良い作品に仕上がっていると思う。

No.1997

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2010/02/09 (Tue) 08:19
たこやきは生産した(BlogPet)

あおのりが番場っぽい探偵したかもー。
それであおのりがたこやきで人間は生活したの?
だけど、たこやきは生産した。

*このエントリは、ブログペットの「あおのり」が書きました。

2010/02/09 (Tue) 02:19
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト・第6話

「彼方ノ休日・髪結イ」

おめかしをして、出かけようとするカナタ。初任給に、最初の休日。それを手にして、街へと繰り出すカナタ。そして、他の面々は・・・・・・

遅配、軍票至急が当然の軍で・・・・・・
そこには、当然、裏が・・・・・・

何、この副業? そりゃ、何かしているんだろうな・・・・・・というのはあるんだろうけど・・・・・・どーかんがえても酒の密造に、明らかに茶番なやりとり・・・・・・
前回のエピソードで、「フェリシアさんは黒い」云々のやりとりがあったけど・・・・・・
黒いとか、何とか、そういうことをいう以前に・・・・・・という感じなんだけど。

まぁ、Aパートの、車を破壊したのは誰? っていう、ところから、っていうのはあったんだけど、物語としては。Bパートメイン、なのかな?
Aパート、Bパートで、両面を、という構成だった、ということになるんだろうけど。

戦争孤児として、紋様のある箱を探しているミシオ。
そんな彼女のことが気になってしまったカナタ。そして・・・・・・と・・・・・・。

前にも書いたけど、今回は、ちょっと特殊な構成だな、というのがまず第一。
Aパート、Bパートがそれぞれ別のエピソードになりながら、しかし、密接に関係している、というもの。昔、『MEZZO』で、似たようなのを見た気がする。

なんか、「上手い」とは思うのだけど、それ以上が・・・・・・
Aパートの、隊の副業とかは、かなり、強引だった感じがするし(黒い、とか言う以前の問題かと)、Bパートも、それに合わせた、という意味では・・・・・・。
でも、世界観とか、そういうのの掘り下げ、は、しっかりとやっているんだよね、と思う。

タイトルの「カナタの休日」というのは確かなんだけど、どっちかというと、世界観の掘り下げ&サイドストーリー的な印象が強い回だったように思う。
これまでも、世界観を書き込んで、と書いていたけど、そろそろ、中盤まで来て、それをどうして行くのか? が気になるところ。辺境で、伝説があって、ロストテクノロジーで、戦争の傷跡があって・・・・・・となると・・・・・・ね。

とりあえず、「フェリシアさん=色々と怖い人」は確定で良いか、と(ぉぃ)

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2010/02/08 (Mon) 15:05
(書評)五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し

著者:霧舎巧

五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し―私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し―私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)
(2002/08)
霧舎 巧

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始業式の事件から1ヶ月。ようやく、学校のPC用メールアドレスが仕えるようになった琴葉は、棚彦をつれてコンピュータ室で友人とのやりとりを。そんなところに届いた奇妙なメール。そして、フリーズしてしまったPC。準備室に入った琴葉らが見たのは、全身をピンクに塗られ、胸に水色の矢が刺さった人間の死体……
『霧舎学園』シリーズの第2作。
1作目である『霧の00密室』が、講談社ノベルスの「密室本」として刊行された、ということもあったのだけど、本作も170頁ほどと、かなりボリュームは短く、しかもキャラクター小説的な部分が強いのでかなりサクサクと読める。前巻で書かれていたけど、ミステリとかの初心者向け、という意味では、これで良いのかな? とも思う。
今回はタイトルにあるように「アリバイ崩し」というのがメインになる。準備室で殺された女性。その場所から、犯人は恐らく学校関係者。そして、その頃、学園に在籍するアイドル歌手が、学園内で撮影をしていた。しかし、その歌手がどうにも怪しい・・・・・・
トリックとしては非常にシンプル。まぁ、論理的には、なるほど、と納得出来る。
ただ、読んでいて、一方で、かなり偶然に頼っている、というか、綱渡りなやり方だよな、とも感じる。さらに、犯人が殺された動機とかは、その前に、どうしてそれが判明したの? とかあるし、また、琴葉のところに届いたメールの送り主の謎とかは、普通、最初に考えないだろうか? という疑問が感じられてしまう。そういうのを考えると、やっぱりちょっと「ぎこちない」と感じてしまうのだ。
そういう意味でも、キャラクター小説として読むのが良いのかな? という風に思う。「メロンパンの思い出」とかは、もっと後になるんだろうな。個人的には、もうちょっとのの子さんに良い目を見せてあげて欲しい(笑)

No.1996

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2010/02/08 (Mon) 02:51
はなまる幼稚園・第5回

「はなまるな探偵団」

いくら告白しても、全くつれないつっちー。きっと、「女がいるに違いない」……そう考えた杏に、「探偵」として、つっちーの様子を見ようと柊が訴え……

「つっちーに限って、それはない」
柊……それは、あまりに、冷静すぎる見方かと(笑)

でも、
「つっちーの日常が心配」
って桜先輩の言葉が……。何か、色々と、他者に見られると恥ずかしい姿を見られているからなぁ。

コンビニでヌード写真見てニヤニヤ、ファミレスでウェイトレス見てニヤニヤ……。
教え子じゃなくても、無茶苦茶に恥ずかしいべ、それ(笑)
それを許す、という杏は……大物というべきなのか、何というか……。

……私、たこやきの2月7日(日曜)の生活……
起床・午前10時過ぎ。
ぐだぐだとしながら起床し、ブログのトラックバック記事などを見ているうちに12時を過ぎたので昼食。
食後、テレビで競馬中継が始まるので、それを見ながら読書。16時半まで。
ぼ〜っとしながら、『鋼の錬金術師』を視聴、感想を書いて18時くらい。入浴して、近所のコンビニへ買い物。
酒やら何やらを購入し、とりあえず夕食。そして、日付が変わった辺りから酒を飲み始め、アニメ感想を書きながら……

……私、つっちー以上に悲惨かも……(汗)



「はなまるな初恋」

つっちーに一直線な杏。そして、そこについて行く柊。二人を追いかけようとして、小梅は転んでしまう。そんな彼女に手を差し出した「ゆうくん」に、小梅は心惹かれて……

前回の感想を色々と回っていたら……
「次回は、組長が登場するから楽しみ」
みたいなものが多くて、てっきり……
小梅の初恋の相手が組長だと思っていました!!(阿呆)

年長組の優しい男の子、っていうので、妙に安心した。
何はともあれ、その優しい男の子に、思いを伝えよう、という話。

なんか、柊のやたらとリアルな認識と、杏の耳年増だけど色々と間違っている知識が良い感じでミックスされた話、という感じ。
手紙=文字が書けない、とか、そういうのは絶対にあるよね……(私は、小学校に入ってから、ようやくまともに文字が書けるようになった人間) 結構、そういうところにリアリティを感じた。
……そこまで冷静に見ることのできる柊は……というツッコミは別に置いておいて。

「抱いて」
そりゃ、つっちー凍るわ!!(笑) てか、桜先輩、それが告白の言葉っすか? むしろ、そっちが気になったわ!!(笑)

ゆうくんが、普通に良い子でどーしたものか、とか言うのは……ダメだよね(阿呆)

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2010/02/08 (Mon) 02:04
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド・第5話

「シャドウ オブ ヴァンパイア」

学園において、すっかり「珍獣」扱いとなるミナ。それでも、授業をこなすミナ。しかし、家庭科は……

「これが、私とミナ姫の初めての会話でした」
という台詞や、それに先だっての、卵木っ端みじん事件。そこに色々と言っている、由紀のやりとりでギャグ回なのかと思った。この辺、私が「シャフト」=「ギャグ」っていう印象なんだよな……

しかし、そういうやりとりがありながら、やっぱりシリアス方向で物語が展開するのか……

ずっと欠席している生徒会長を巡る噂。そこから、広まるミナに対する疑惑。
さらに、アキラを巡っての由紀とミナの対立とか、色々と……。


「人間社会のルール」と、「吸血鬼の世界のルール」、かな?
あくまでも「人間社会のルール」を尊重する、という形で、本来のやり方を捨て、話し合いにて政府とのやりとりを続けた形のミナ。無論、その背後では色々とやってはいるが……。
対して、アキラは、(本来)人間はないにも関わらず、あくまでも人間のルールが身にしみている。故に、色々なところで聞く「疑惑」にどうしても、という想いがある。由紀との約束なども、そこに……。
「姫さんを信じて……良いんだよな?」
っていう、ラストシーンの問い、かなり重いなぁ。首相の孫を……という、その、アキラの信頼を裏切る指示を出した直後、なんていうのもあるんだろうけど……。

これまで、どっちかというと、ミナとアキラの関係が深いものである、という形だっただけに、その崩壊と、両者の差異。前回で、次の段階へ……というのを感じたけど、物語全体が、次の段階へと移行したように感じる。

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2010/02/07 (Sun) 19:44
(書評)純潔ブルースプリング

著者:十文字青

純潔ブルースプリング純潔ブルースプリング
(2009/08/26)
十文字 青

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刻一刻と「終わり」に向かう世界。そんな世界の、そこそこの進学校のアウトサイダーたち。そんな彼らの日々を描いた物語……。
最近、ラノベレーベルを中心に、かなり多くの作品を出している十文字青の本来はデビュー作になるはずだった作品。角川学園小説大賞の受賞作を、改稿したもの。
ブルースプリング……「青い春」……まんまだなぁ……(笑) 読み終わって、ふと表紙を見たら、そんなことに気づいた。
とにかく、こういっては何だけど、一言で「青臭い作品」という感じ。そこそこの進学校にあって、しかし、明らかに周囲から浮いた6人。周囲と全く打ち解けない真南。リーゼントのバカ・番場。巨体を揺さぶる西園寺に、多趣味な暮林。独特の雰囲気を持つ倉田に、紅一点で、次々と男と関係を持つ林檎。そんな面々が織りなす物語なのだけど、みんな、すっげぇバカ(笑) 特に、番場&西園寺が最高。
勢いだけで番場にけしかけたラブレター。そして、なぜか、それが成功し、トレードマークのリーゼントまで落とした番場に、それを見て挙動不審に陥る西園寺……とか、読んでいて大笑い。どっちも、かなりバカなんだけど、「ナイスバカ」な番場と、「残念なバカ」の西園寺のやりとりとかがすごく良かった。さらに、それらの間の友情なんて言う辺りも……。
話としては、そんな日常から、ある日、林檎が戻らなくなって……で収束していくわけけど、個人的には後半より前半が好きかな? 勿論、そこで収束があるからこそ、彼らの友情とか、そういうところが光っているのは確かなのだけど、ちょっと超人バトルみたいな部分になってしまったりして、あれ? と感じるところが増えたように思う。悪役側の印象とか、どうも弱くて、それで超人バトル的な部分になると……という風に感じたのだ。
著者の作品、『ANGEL+DIVE』シリーズを最初に読んだ際にも感じたのだけど、文体とか雰囲気とか、やっぱりライトノベルよりも、一般小説のそれに近いように感じる。だから、これを一般作品として出版した、というのは正解なのかな? とも。
「世界が、もう数十年程度で終わる」というような世界観とか、その辺りについての必要性とか引っかかるところがないではないのだけど、ある意味、すごくばかばかしい、「青臭い話」として楽しめた。

No.1995

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2010/02/07 (Sun) 17:32
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST・第43話

「蟻のひと噛み」

イシュヴァール人のスラムに潜伏するマルコーたち。彼らは、表面上、穏やかな時を過ごしていた。そして、そこへ現れる。ザンパノにつれられたエンヴィーが……

「三文芝居は終わりだ」
いや、前回のラストシーンで、ザンパノがエンヴィーに密告をしていただけにどうなるんだろう……と思ったけど、なるほど、エンヴィーを連れ出すためのトラップとはね。
本当に、マルコーの覚悟、というところだろうか。

罠を仕掛けて、それでエンヴィーを迎え撃つ、という形で、スカー、キメラの2人、メイ、といった面々の協力もあるわけだけど、でも、エンヴィーに捕らえられての反撃とか……
本当に、見せ場たっぷりだったなぁ。
「賢者の石の作り方を最もよく知っている。そして、壊し方も……」
っていう台詞のとき、すごく格好良かった。

そのあと、ヨキを人質に取られて……は、色々とツッコミどころ満載だったけど。

そして、その後……
そういや、メイの目的って、一族を護るため……なんだよね。スカーの言葉で、「他人の国に関わって……」っていうのは確かなんだけど、スカーの言葉にはっとして周囲を見やるメイに頷いているマルコー、アル、ウィンリィ……といった面々の表情がすごく良かった。
今回は、エンヴィーVSマルコーだったわけだけど、一つの決着、という意味でも良い話だったな。


その一方で、かなりきわどいところへと入り込んでしまったアームストロング少将。グリードと共にいたキメラの、決死の冒険。
そして、親父とアルの再会……
親父、おめー、何をしとるねん!!!
前回の格好良いシーンが台無しだよ!!!(笑)

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2010/02/07 (Sun) 16:01
(レース回顧)共同通信杯、シルクロードS

共同通信杯(◎ダノンシャンティ 複勝的中)

最後まで、アリゼオが圧倒的な人気を背負う形でのスタート。
押し出されるようにカワキタコマンドがハナを切り、その後ろにハンソデバンド、ダイワアセット。4番手からアリゼオが続き、ダノンシャンティは中団から。1000M通過が1分1秒くらいのスローペース。
直線に入ってじわじわとハンソデバンドが先頭に立ち、そこへアリゼオ、さらに外からダノンシャンティ。3頭のたたき合いとなり、ややアリゼオが遅れているかな? というような体勢でゴール板を通過。
予想通りの展開ではあるんですよね。ただ、この中でちょっと遅れたアリゼオは、これは立場的に仕方がないのかな? という印象。2番手から抜け出したハンソデバンドはペースを見越して早めに抜け出す形にして、ペースを作り出した形ですし、ダノンシャンティは中団から一気に追い込むだけ。そに対して、どちらも……というアリゼオは、立場的にこうなるでしょうね。それでも3着なら力は感じます。



シルクロードS(◎トウショウカレッジ 外れ)

最終的に1番人気になったのは、エイシンタイガー。ただ、やっぱり大混戦という状態で人気になったレース。
シンボリグラン、プレミアムボックスらが出遅れて、人気のレディルージュ、アルティマトゥーレ、エイシンタイガーらは先行集団につけ、トウショウカレッジ、プレミアムボックスらは後方から。
直線に入り、粘り込みをはかるショウナンカザンに、早めから抜け出したアルティマトゥーレが襲いかかり、一気に先頭へ。後続を一気に突き放して、そのまま突き抜けて勝利。2着に粘りこんだショウナンカザン。3着にシンボリグラン。
うん……勝つときは強いな、このアルティマトゥーレという馬は。人気どころが先行して、終わってみると結構、前目の馬が、という競馬になった印象。思い切って飛び出したショウナンカザンが2着で、それを見たアルティマトゥーレが1着、ですからね。3着に突っ込んできたシンボリグランも、出遅れたものの、早め早めに巻き返したのがプラスに出た感じ。
逆に、後方待機のプレミアムボックスなんかは、これでは出番無し。エイシンタイガーも、外目を回った分、というところでしょうか。まぁ、トウショウカレッジも、これは仕方がない展開ですね。
しかし……これで横山騎手は4週連続で重賞勝ち。すごいな。

単勝成績(390円/1000円 回収率39.0%)
複勝成績(280円/1000円 回収率28.0%)

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2010/02/06 (Sat) 17:37
(書評)神さまのいない日曜日

著者:入江君人

神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)
(2010/01/20)
入江 君人

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15年前、神様は世界を捨てた。それ以来、子供は生まれず、死者は死んでも動き続けた。そんな中、死者を眠らせる存在、「墓守」。彼女を溺愛する村人たちに囲まれ、母から継いだ「墓守」をする少女・アイ。しかし、その日々は終わりを告げる。村に現れた美貌の男・「人食い玩具」。村人たちを葬り去った彼と、アイは共に旅を始める……
なんか、スニーカー大賞受賞の『シュガー・ダーク』とどっちも「墓守」がテーマということで、かなり比較されて損している気がするファンタジア大賞受賞作。スニーカー大賞の方を読んでいないので、そっちの比較はしない(そのうち、やるかも知れないけど) 実際、「読書メーター」とかで、他の方の感想を見ても賛否両論という感じだった。
個人的には、これで良いと思う。
正直、物語の展開のさせ方とか、設定の出し方とか、荒削り、と感じるところは多々ある。こういっては何だけど、真相などについては早い段階で予想ができた部分があるし、また、アイの周囲にいた村人たちを虐殺してしまったにも関わらず、アイが結構、あっさりと「人食い玩具」を受け入れて懐いてしまう、とか、もう少し上手く処理すれば、もうちょっとすんなりと物語に入れたと思うし、また、終盤の衝撃度も大きいとは思う。この辺りは、新人作家故かな、と。
ただ、作品世界の、神に見捨てられた絶望的な世界観といった設定。その中での、結構、容赦のない暴力。(人によっては、軽すぎる、と感じるかも知れないが)重くなりすぎない程度の、アイと「人食い玩具」のやりとり……。その辺りは、かなりよくできていると思うし、また、その最後の「奇跡」の、奇跡ではあるが、それが純粋な「救い」とも言い難い形での決着……と、そういうのは非常に良いと思う。
最初にも書いたように、この作品について、賛否が分かれるのは至極当然だと思う。でも、これはこれでしっかりと「完成した」物語であるし、これが大賞受賞というのは、私が納得出来たし、また、次回作にも期待したいな、という風に思う。
……ただ、あとがきによると、前日譚としての短編を書いている、っていうんだけど、これ、もう下手に続編とかは出さなくて良いな、と思う。絶対に蛇足になるだけだから。あと、微妙に文章がおかしい箇所があるので、校正、頑張ってください(^^;)

No.1994

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