ここ数年、ほぼ毎年の恒例行事ですが、今年もやや更新が滞り気味の12月上旬。
2004年12月7日に、今は亡きOCNブログで、「たこの感想文」というブログを開設し、本日で丸12年が経過しました。

正直、この1年も何をしていた、ということはなく、1日1冊弱くらいのペースで読書感想をUPし、たま~にアニメ感想とかをUPし、夏と冬のコミケに出展するといういつもどおりの年。何か感慨を、といってもなかなか難しかったり(笑) 昨年の今頃は、「今年(2015年)は、久々に年間300冊読めそう!」とか書いていましたが、今年は実はすでに330冊ほど読んでいたりして。
でも、私がブログを開設した日に生まれた子供は来年春で中学生。そりゃ、年を実感するわけだ(苦笑) そろそろ隠居したいな……
今後とも、よろしくお願いします。

と、挨拶はこのくらいにして……

ここのところ、更新が滞っていた理由は、12月29日~31日に東京ビックサイトで開催されるコミックマーケット91用の同人誌関連に注力していたからです。ちょうど、その作業が(自分の分は)終わったので宣伝します!
コミケ前にもう一度、アナウンスはするつもりですが、取り急ぎ、ということで……

2日目(12月30日)
東 Q-28b アニ☆ブロ
普段、WEBラジオに参加しているサークルですが、アニメについての長文感想、評論などを集めた『アニブックログ2016 冬の増刊号』に寄稿しています。
今回、私は『ジョーカー・ゲーム』、『ハルチカ』について書いています。


3日目(12月31日)
東 P-06b 踏み切ってじゃんぷ
今回から、競馬が「評論」ジャンルに組み込まれたため、3日目に移動。いつもどおり、障害競馬についてデータを元にした本を出しています。
今回、私の新刊は一番人気の馬について、です。

東 W-40a ブログ同盟
こちらも毎回、私が寄稿しているサークル。今回も無料配布しているはずなので、よろしければ……



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


スポンサーサイト
著者:里見蘭



古書スペースを担当する紙野君と共にすみれが共同経営している古書カフェ・すみれ屋。すみれの作る絶品メニューに惹かれて集う客はトラブルを抱えている。そんな客に、紙野君は、一冊の本を差し出して……
という5編を収録した連作短編集。
著者の作品は、新潮文庫nexで刊行されている「大神兄弟探偵社」シリーズだけを読んでいるのだけど、こういう作品も書くのか、というのがまず第一。
古書店などを舞台に、実際に存在している書籍をモチーフにして問題を解決する。これ自体は三上延氏の「ビブリア」シリーズなどをはじめとして、乾くるみ氏の『蒼林堂古書店へようこそ』とか、いくつか思いつく。
ただ、この作品の特殊なのは、文学作品ではないものを結構、扱っている、ということ。
例えば、忙しい時間帯に、「待ち合わせ」と称してテーブル席を独占し、コーヒーだけで粘る男性。そんな男性に、紙野君が出したのは……
荒木経椎氏の写真集『センチメンタルな旅』。作中で、その男性が「エロ写真」と言っていたけど、ぶっちゃけ、私自身も荒木氏というと……っていう感じなんだよね(といいつつ、荒木氏の写真とかは意識してみたことがない。これはどっかで見たことがあるかも、ということ) で、写真集って、文章メインの本と違ってその写真を「どう解釈するか?」っていうのが不明確。それを承知の上で男性に渡して……というのは、ある意味、紙野君の慧眼を、という風に思える。
そのほかにも、『料理歳時記』が題材になっている4編目とか、よくぞコレを題材にした、という感じ。この辺のチョイスにまつわるセンスって、それこそ、作者のセンスじゃないのかな?
まぁ、主人公であるすみれと、探偵役の紙野君の恋愛模様とか、そういうものも気になるところだけど、個人的には、上に書いたような、意外性だらけの本のチョイスが気になっただけに、今後の展開を期待したい。

No.4223

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


「目覚めし厄祭」

火星の支配権を目指し、着々と地固めを進める鉄華団。だが、テイワズ幹部であるジャスレイは、その状況に危機感を覚えていた。そんなとき、火星の発掘場で発見されたモビルアーマーをめぐっての騒動が蠢き始め……

そのスイッチ、押しちゃダメ~!!!
そして、バカに武器を持たせちゃダメ~!!!

モビルアーマー、ガンダムシリーズにおいて人型兵器がモビルスーツで、非人型兵器がモビルアーマー。だから、初代ガンダムにおけるビグザムとかはモビルアーマーだった。ただ、今回は、対モビルスーツ用に開発された兵器であり、人間が乗る必要がない。そのために、躊躇なく人々を殺戮でき、かつての戦いにおいて惨劇を引き起こした存在。
……なんか、そこを見ていると、『F91』のバグみたいな印象。

鉄華団を快く思わないジャスレイが、マクギリスらの情報をイオクへ。
敵の敵は味方論理で、ジャスレイの情報から、セブンスターズでの覇権を狙っていると勘違いしたイオクはMSを駆って火星へ。
……正直、イオクってかなりのバカやね。というか、モビルアーマーについての知識がないのかな?
冒頭に書いたように、そもそも鉄華団の発掘チームがモビルアーマーが起動する状況を作ってしまった。そして、そこへ直情バカのイオクがやってきた結果……モビルアーマーが起動。

どう考えても、火星で多くの市民が死ぬっていう展開だよね?
しかも、わざわざクーデリアがフミタンの名前を冠した学校を作っているとか、そういうシーンを入れる、ということは子供たちが……とか、そういう展開しか見えないし。
これが1クール目の山場ってところだろうな。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


著者:野村美月



「私の役目は終わったので、実家に帰ります」 手紙を残し、ひとり城を出て行ったカテリナ姫。彼女を取り戻すことを決意したルドヴィークは、寵姫たちとのしばしの別れを告げる。しかし、そんなルドヴィークは激しく降りしきる雪の中、足を滑らせ……
シリーズ完結編。
なんか、これまでは、言い方は悪いけどノベルゲームの攻略編みたいな感じだったのに対して、今回はファンタジーというか、御伽噺というか、そんな感じの話。
雪に足をとられ、迷い込んだ場所。そこでルドヴィークを待っていたのは、扉を開けると各ヒロインたちの想いを知ることになる、という不思議な世界。寵姫たちと会い、その思いを知り、そして、カテリナの想い人であるドミトリーとの出会いへ……
「7番目だけは永遠に手に入らない」
正直、この台詞の部分については、多少、肩透かしかな? と思ったところはある。ただ、ルドヴィークがそれぞれのヒロインたちの想いを自覚し、その上で、カテリナもまた……という全員がハッピーエンドに、という形でまとめるには、これしかなかった、というのもわかる。勿論、前巻のラスト直前で一気に加入することになった2人、特にアーデルハイトについて、とかの掘り下げがもっと欲しかったところはあるし、ドミトリーにしても同じ。でも、限られた分量の中でできることをすべてやりきった、というのは良くわかった。
……にしても、だ……
巻末の短編2つ。まぁ、王室であり、しかも、寵姫っていうことで、そういう関係なのはわかるけど……ほのぼのとした雰囲気な割に妙に生々しく感じられて仕方がなかった。実は年齢不詳なアーデルハイトさんとのこと、そして、逆に最も幼いロッティとのこと……。ある意味、リアリティがあるから余計に生々しいわ!(笑)

No.4222

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


(書評)アンマーとぼくら

著者:有川浩



大学進学以来、ほとんど帰ることのなかった沖縄。休暇で戻ってきたリョウは、親孝行のため、ガイドであるおかあさんと共に3日間の島内観光をする。そして、その中で……
書店サイトなどのあらすじで書かれているので、ネタバレではないと信じて、とりあえず設定を説明。
主人公であるリョウと「おかあさん」は、実は血のつながりのない義理の母子。リョウは、北海道で、自然写真家の父と、生みの母と暮らしていた少年。しかし、母は病に倒れ、父はその頃から疎遠な状態に。そして、母の死後は余計に……。母の死から2年も経たない中、久々に連絡をもらったリョウを待っていたのは、沖縄に住む女性と再婚した、という一報……
義理の母と共に行く沖縄観光。ガイドという観光のプロである義母がお勧めする場所は、沖縄で暮らすこととなったリョウにとって、決して遠い場所ではない。しかし、子供であった当時とはまた別の感慨が浮かんでくる。そして、その感慨と共に思い浮かぶのは、すでに亡くなった父のこと……
作中でリョウ自身が、何度も繰り返しているけど、この父、本当、精神年齢が子供そのもの(笑) 小学生くらいだったリョウよりも子供っぽい(笑) そりゃ、そんなのに振り回されりゃ、ひねくれた子供に育つさ(笑)
でも、そんな父の思い出を、振り回された当時の視点、ではなくて、三十代になったリョウの視点で思い浮かべると苦笑い交じりであっても「しょーがねーな!」と思えてくる気持ちに共感できる。ある意味、父のような形で暮らせたら幸せだもの。それに、そんな父のことを死後、長いときを経ても想っている「おかあさん」がいるなら余計に……
最終的に、「実は……」という部分がある。物語をまとめる上で、これが必要だったのかもしれないけど、個人的にはなくても十分に成立していたんじゃないかな? と思う。オチがなくても良いじゃない! あくまでも、私個人の感想としてね。
ただ……それでも思う。リョウの親父は大馬鹿野郎だ! と。
あの死に方はない。金銭的なことはともかく、愛する人を残し、成長した息子を見ることもないなんて……。自分自身が三十路も半ばを超えた中で、多少は、ではあるものの、自分と父親との距離感とかも変わったし……っていうのを思うだけに……

No.4221

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


(書評)失踪者

著者:下村敦史



ありえない。あいつは死んだはずだ。2016年、ペルー・ブランカ山群。山岳カメラマンの真山は、シウラ・グラン峰で、10年前にクレバスに置き去りにしてしまった親友・樋口の遺体と再会する。しかし、その遺体は明らかに、その時よりも年老いていた。樋口は生きていたのか? しかし、それならばなぜ、連絡をしなかったのか? そして、なぜ同じ場所で死んだのか……
著者の山を題材にした作品というと『生還者』があるのだけど、その時は、兄は殺された? そして、その原因となった雪崩からの生還者の真逆の証言の意味は? という謎を巡るミステリ作品。対して、本作には、樋口は生きていたのか? そして、なぜ、同じ場所で死んだのか? という謎はある。しかし、読み終えると謎解きよりも、山に生きること、その中での友情というものを描いたものだとわかる。
物語は、3つの時系列が入り乱れながら展開する。
2016年、つまり、今現在、真山が生きている時間でのもの。当然、樋口は生きていたのか? という疑惑からその消息を、という形の物語。それから、2006年。つまり、樋口が死ぬ前後の物語。かつて、単独でK2制覇するほどの実力者だった樋口は、榊という若手のカメラマンをしている。しかも、いつも途中でダウンする「情けない」カメラマンとして。そして、1990年代。大学の山岳部で、真山が樋口に出会い、友情を育み、そして……という顛末。
2016年では「親友」と呼ぶ真山。しかし、2006年では、実力は認めながらも距離を置いた関係。そして、過去の出来事……。
著者の下村氏の作品だけでなく、他の作家の「山」を扱った作品などでも描かれているけど、ただでさえ命の危険が付きまとう世界。それは、実力だけでなく、運も登頂には必要となる。でも、実力と運だけでもダメ。装備を整え、渡航し、山に入る。何ヶ月もの時間が掛かるそれには莫大な費用もかかり、支える存在も必要と成る。学生時代に出会い、樋口の実力にほれ込んだ真山。樋口を見届けたいと、その行動についていく中で育まれた友情。しかし、就職、そして、その就職先の事情と言う中で道を分かつことにならざるを得なかった過去。そして、その後の不可解な活動の意味……
「山男ほど勝手な存在はいない」
こんな言い分をどっかで聴いた事がある(どこだかは忘れた) そもそも、単独での行動を好む樋口って勝手な存在ではある。しかも、その後も、だ……
でも、そんな存在だからこそ、孤高という風にも見えるし、だからこそ、真山に示した態度は真の友情の証拠だ、とも思う。自分自身は冬の雪山どころか、雪国にだった行きたくなく(逆に南国にも行きたくない。ついでに言えば、仕事にも行きたくない)、家でいつもゴロゴロしていたい人間で、真山や樋口の、山に対する想いは一生理解できないと思う。
でも、そんな私でも、真山の樋口に憧れる思い。そして、樋口がしっかりと真山を友と感じていたのだ。そういう二人の関係性、絆は強く強く感じられた。

No.4220

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


著者:るーすぼーい



市内の病院で起きたテロ事件から1年あまり。旭は朱里とともに「普通の中学生」としての日々を送っていた。しかし、そんな彼の心を占めるのは父である「室井」に連れ去られたまま行方不明の陽咲のこと。そんなとき、旭の前に時任が現れ……
シリーズ完結編。
終わってみると、副題となる部分が印象的に感じられる。
冒頭に記したとおり、テロから1年余り。旭たちがかつていた宗教団体は危険なテロ組織として司法の手が入り、その力は限りなく弱っている。そして、時任もまた、教団幹部として警察に追われる身。しかし、そもそもその教団の裏で手を回していた存在がいる。それこそが、裏社会のフィクサーとも言われる室井。そして、陽咲もまた室井の下へ。彼女を助けるためには、室井の後継者として選ばれること。そのための条件は、「2人の人間を殺す」こと。その一人は、実の姉である時任……(そして、時任もまた、旭を殺すよういわれる)
と書いたのだけど、別に時任と殺し合いを演じるわけではない。
第1巻は、教団の施設の獄から仲間を助けるために人を殺し……。第2巻は教団からの逃走劇。そして、室井の手下をかわし、室井の下へ。協力者は時任……。ここまでは敵対する存在ながら、しかし、立場は違えども厳しい日々を送ってきた事実には違いない……。協力者となり、そのことを知っていくが……
正直なところ、終盤の二転三転。それぞれの思惑と言うのがいまいち理解しづらいと感じたところはある。
ただ、それよりも、教団、さらに、その裏にいた室井という存在。そういった存在に翻弄される、まさに「獄」にとらわれてきた旭たち。その獄を破り、皆が笑顔で再会できる結末へ……
色々とあったけど、帯の通り「幸あれ!」という結末、明るさに付き合ってきてよかった! と言うのは間違いない。

No.4219

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


著者:柊サナカ



東京・谷中で3代続く今宮写真機店。そこには、様々な客が訪れる。スパイカメラを求める女性に、魔鏡に消えたカメラを探す男、親が使っているカメラを売ろうとする少女……。そんな謎を、店主の今宮は、次々と解いていって……
という連作短編シリーズ第2作。
何か2日連続で同じような題材の作品を読んでしまった。ただ、昨日読んだ作品よりも、カメラに纏わるそれぞれの話などがしっかりとしていて面白かった。
印象的なのは、「写真に撮ってはいけない」という魔鏡を写したところ、そのカメラが消えてしまったという2編目。魔鏡の正体の意外性もさることながら、趣味に没頭する夫と、それに振り回される妻。写真に限った話ではないけど、こういう夫婦関係とかってやっぱりあるんだろうな……。これで解決、で良いのかな? と思うところがないでもないけど……
逆に、認知症の老人が遺した3月14日の意味を探る3編目。こちらも、カメラが趣味だった老人。そして、その被写体は娘達。しかし、美しい妹に比べて、容姿で劣る姉は……。そんな姉の、苦々しい思いから、どんなことであっても娘は大切な存在なのだ、という結末が暖かくてよかった。
前回の孫の写真を……という話と同様、描写で大笑いしたのは6編目。前作にも登場したカメラマニアの中学生・古田くんが恋をして、という話。どうやって、その女の子に近づくのか、を相談するんだけど……今宮&古田……お前ら、ただの不審者だよ!(笑) てか、カメラの話しか出来ない時点で選択肢が殆どない、ってのは間違いないわけだけど……
そんな中で、今宮の留守を狙っては店に現れ、来夏に質問をし、厳しい言葉を届けていく男性というのが幕間で現れ、それが繋がる7編目。ここは、謎解きにすらなっていないけど、前作の来夏の話と同じように、今宮の過去が語られ、そして、来夏との距離が……。なんか、中学生の恋みたいな感じはあるけど、作品の雰囲気的には、このくらいが丁度良いのかな? とも思う。

No.4218

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


著者:大平しおり



長年、行方不明だった母の遺体が発見された。その葬儀の日、彩の前に現れたのは、これまた長年、音信不通であった兄の灰。兄が開店するアンティーク店を手伝うこととなった彩だったが、その店の名は「贋作堂」。偽者を愛する兄の気持ちを理解できない彩だったが……
という連作短編集。
うーん……。正直なところ、物語がどこを向いているのかがよくわからず、イマイチ入り込めないままに終わってしまった感じ。
まず、読んでいて良くわからないのは、そもそも灰はどういう商売をしているのか? ということ。灰は鑑定の技術だけでなく、贋作を作る技術とかもあるらしいのだけど、贋作を作り人を騙して商売をしているわけではないらしい。かといって、「レプリカです」と言って商売をしている、というわけでもない。その上で、本物については商売を断ってしまう。しかも、「○○作の宝飾品」ではなかったけど、使われている宝石は本物だからダメ、とか、彩じゃないけど、「屁理屈」レベルなので、結局、何がしたいのだ? という感じになってしまう。
まぁ、偽者を巡る物語。人を騙そう、という意図ではなく、純粋に別のものなのに、時間の経過の中で間違った曰くがついて語られていく。そして、その曰くを信じ、それを所有する人。そんな物語のそれぞれは好き。確かに偽者ではあるが、それを「マリー・アントワネットの首飾り」と信じた卯月先生とか、はたまた、文字通り人をはめるためだけに作られた贋作の「嫌らしさ」の3話目とか、小さな要素はよかったと思う。
思うけど……結局、灰の態度、屁理屈が面倒くさいレベルになっているうえに、結局のところ、それぞれの物語が灰と彩、その母……という家族内の部分だけで終始してしまっているために商売である必然性とか、そういう部分が弱くなり、持ち込んだ客の存在感とかもなくなってしまったのだと思う。
もっと素直に、持ち込んだ客、品物についての話だけで展開させたほうが読みやすかったんじゃないかな?

No.4217

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


「ヴィダール立つ」

火星へと戻り、戦力強化を図る鉄華団。採掘場から発見された3体目のガンダムフレームなど、その拡大路線は留まるところを知らない。しかし、そんな中、テイワズ内部で、鉄華団の行動は問題視されて……

「おやっさんが臭くない」
「メルビットさんと付き合って変わりましたよね」
「え~っ!?」
すまん、チャドさんと全く同じだよ(笑) しかも、火星組は当然のようにそれを知っていて、チャドら地球組はそれを知らない。まぁ、わざわざ伝えるようなことでもないにせよ、「仲間じゃないのかよ」というチャドの叫びも何かわかる。

ということで、今回はここ数回の戦闘エピソードが鳴りを潜め、状況の変化を示す話。

ギャラルホルンと手を結んだ鉄華団に対するテイワズ内部での動き。明らかに反発を隠せない古参。上手く行けば、ともくろみつつ、都合が悪ければ切り捨てることも辞さないボス。そして、その中で板ばさみになりつつある名瀬。
「俺も親父を裏切れない」
っていう名瀬の台詞があったけど、最終的には、戦うことになりそうだよな……。しかも、明弘と、とかっていうところもあるし……

一方、誰リオさんはいよいよ訓練といえ、実戦参加。
今まで疑っていたジュリエッタも、何だかんでその実力は評価。

そして、クーデリアはクーデリアで戦費調達のために動き出して、ギャラルホルン改革を語るマクギリス。

まぁ、今後への伏線をばら撒いて、って話なわけだけど……
やっぱり、おやっさんとメルビットに持ってかれたなぁ(笑)



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村