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2008/04/01 (Tue) 03:36
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINIO・第13話

「そしてピノッキオは人間に」

クリスティアーノを守るべく、義体たちに立ち向かうピノッキオ。そんなピノッキオに、クリスティアーノは…。

襲撃を受けたクリスティアーノの邸宅。そこで交錯する人々の想い、か…。
ただ純粋にクリスティアーノが好きで、クリスティアーノを守りたいだけのピノッキオ。ピノッキオをそんな人間にしてしまったことに罪悪感を覚え、ただ一人の子供として生き延びて欲しいと願うクリスティアーノ。
長らく共に行動したことで、ピノッキオのことを気に入り、ピノッキオのために、クリスティアーノに生き延びてもらいたいと願うフランカ。そのフランカのために付き添うフランコ。
その結果の…。

こうやって考えると、最終回なんかは完全に義体の話ではなくて、義体たちはあくまでも「敵役」状態なんだよね。でも、それで良いと思う。
最後、そんなピノッキオを殺したものの心が晴れないトリエラ。
こちらもまた、人間のような感情を…ってことになるんだろうな。
ただ、それだけに、最後がヘンリエッタとジョゼだった、のにちょっと面食らったんだけど。

総括
こいつも第1話のおかげで思いっきり評判を下げてしまった口。話そのものは決して悪く無いと思うんだけどね。
上にも書いたけど、少なくともこのシリーズに関しては、主役はピノッキオだったんじゃないかと思う。暗殺者として、感情を抱けないで育ったピノッキオの成長。そして、その対照として描かれる義体たちと、そんなピノッキオと行動をするフランカとフランコ、複雑な想いで見守るクリティアーノという形で。
人間とは何か? 感情とは何か? みたいなところを感じさせる部分はあった。
…のだけど、ちょっとアクションシーンとかが弱かったなぁ…と。色々と悪い噂は聞いたわけだけど、少なくともアクションシーンが弱いが故に、その想い、だとかの強さがイマイチに覚える部分があったのは凄く残念。最終回にしてもフランコとリコたちの銃撃戦とかちょっとねぇ…という感じだったし。それと、キャラデザがあまりにも「アニメの少女」っぽ過ぎて、硬派な物語とちょっと合っていなかったように思う。フランカとか、パトリッツィアとか、大人の女性はそういう感じしないのに…。
非常に勿体無いな、という風に思う。


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2008/03/25 (Tue) 03:32
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINIO・第12話

「戦う人形」

橋脚に爆弾を仕掛けるフランカたち。警備に当たる福祉課との戦いが始まる。その中で、ピノッキオは…。

前回のラスト、そして、今回のアバン…と、ピノッキオとトリエラの再戦を中心として、戦闘メインの物語になるものかと思いきや、冒頭の数分で戦いは終わり、そこでの結果を踏まえての展開…という部分がメインになったわけか…。

橋脚爆破を謀っての戦い。義体との戦いの中で、過去の出来事を思い出し、一瞬の躊躇をしてしまう。そして、それが原因で、フランコが負傷してしまう…。
前回のジョンが言っていた「情に流されれば弱くなる」。ピノッキオもまた、感情によって、ミスをしてしまう。クリスティアーノの危機を知り、情を消し去ること、を誓うものの、やはりそこには、「父を助けたい」「父が好きだ」という感情に支配されてのこと…。
そして、開始されるクリスティアーノの襲撃…。

時間の配分もあるんだけど、どうしてもピノッキオを中心としての物語に感じるんだよね。感情とか、そう部分で。
ただ、その一方で、ピノッキオを追う側であるトリエラにもまた、感情が…っていうのを感じる。他の義体たちの姿と明らかに違う部分とかから考えても。

「戦う人形」っていう今回のタイトル。それだけを見ると、義体たちのように見えるけど、ピノッキオもまた…なんだよね。
感情が芽生え、それに流され始めたピノッキオ。義体の中でも、特に感情的になっているトリエラ。
この対決が、この物語の着地点…っていうことか…。

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2008/03/18 (Tue) 20:01
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINIO・第11話

「芽生える感情」

依然として、農場にて活動休止状態のピノッキオ。それは、これまでの彼になかった長き休止。その中で彼は…。

っていうか、冒頭のやたらと「爽やか青年」状態のピノッキオに笑った。
これまでのピノッキオの姿と全く違うもん。まぁ、そういう風に見える、というところも、フランカたちが「丸くなった」と言うことの証拠ともいえるんだろうけど。

幼き頃、クリスティアーノに拾われたピノッキオ。
彼の用心棒・ジョンに殺し屋としての技能を叩き込まれる。そして、そこで、叩き込まれたのは「感情を捨てろ」というもの…。余計な感情は、殺し屋としての技能を落とすだけ。そして、そんなジョンもまた、アッサリと死んでしまった…。それは、感情が生まれる前に死んだかのように…。
そんなところに入った、クリスティアーノ失脚の一報…。

うーん…なるほどね…ピノッキオとその感情か…
展開ねとしては、上に書いたような形で、クリスティアーノに拾われ、殺し屋として感情を捨て、技術を叩き込まれたピノッキオ。
それだけを見ると、彼は、クリスティアーノに道具として拾われたようにしか思えない。
しかし、その影にある、クリスティアーノ、ジョンの中の「感情」。クリスティアーノのために「殺し屋」になることを自ら志願し、そこで「感情」を捨てたピノッキオ。一方で、そのことに驚き、反対であったクリスティアーノと、「感情を捨てろ」と教えながら、自らの中に感情が芽生えていったジョン。

久しぶりのピノッキオ中心のエピソード。
感情が芽生え始めた彼が、クリスティアーノのために向かう戦い。そして、相手は…。
最終決戦に向けてのプロローグ、という見方もできるんだろうな…。

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2008/03/11 (Tue) 17:51
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINIO・第10話

「善意の花」

人身売買を取り締まりたい。情熱に燃える若き日のヒルシャー。しかし、上司に見せ付けられたのは過酷な現実。そして、ヒルシャーとトリエラに、裁判中のマフィアの幹部の娘の警護の任が…。

「人身売買」という話と、要人の警護、そして、法医学者の女性…これがどういう風に繋がるのかな? という感じだったんだけど、なるほど、こういう仕掛けで来た訳か…。
3つの話のうち、2つが別々の時間軸にある、というのはわかるんだけど、法医学者であるラシェルとヒルシャーの邂逅は、過去の物語になっていたわけね…。

「人間は、信じられないほどの悪意を持つ」
「人間は、捨てたものではない」
前者の状況によって瀕死の状況になった少女を、後者の信念で命をかけて救おうとしたラシェル。その少女が、現在のトリエラ。
生真面目に任務の処理のみを考えるように見える彼女だが、マフィア幹部の娘・ミミと一緒の姿は、歳相応の少女のそれと変わらない…。

正直、「善意の花」なんていうタイトルを見た際に、もっと後味の悪い話かとも思った(私自身は、善意とは最大の悪意だと思っている部分があるので) そうではなく、ラシェルの信念によって生き残った花が…ってことなのね。物語としては実に綺麗に纏められた、という感じだよね。
もっとも、ミミの警護とか、あの辺りはどうなったのか? とか、特殊部隊との訓練がちょっと唐突じゃない? とか、言う辺りがちょっと気になるけど、でも、単発の話としては上手くまとめられている回じゃないのか? と思う。

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2008/03/04 (Tue) 17:20
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINIO・第9話

「賢い蛇、純真な鳩」

軍警察時代の同僚と久々に会うジョゼ。話題に上るのは、軍警察時代の思い出、現在の状況、そして、ジョゼが軍警察をやめた経緯。そんな彼の目の前でテロが起こり…。

今回は、任務の話…ではあるんだけど、それを通してのジョゼの掘り下げ、というところか。
軍警察の人間として、バルカン半島へと向かったジョゼ。そこであったのは、何が正義なのか、すらわからない戦い。そして、自分自身のことを精一杯の中、妹を…。
テロリストへと物資の横流しをする者たち。その中には、ジョゼのかつての同僚の姿も。

「憎しみを倒すことはできない」
っていう台詞があったけど、今回のエピソードも、そこにあるんだよね。そして、そのことは、フランカにまた言えるわけだし…。
そんなテーマが、ここでも現れながら、同時に…

オペラに対するリコとヘンリエッタの意見でもまた、その存在感の違いは明らかになるんだよね。そして、それは、ジョゼとジャンの両者の義体に対する態度にも…。
「復讐の円環」と「義体と人間」、この2つのテーマを、どういう格好でまとめていくのか…???

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2008/02/27 (Wed) 22:42
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINIO・第8話

「クラエスの一日」

担当官を持たない試験体・クラエス。いくつかの試験を除いては、ゆるやかな時間を過ごす彼女が、試験の一環としてみた映像は…。

あれ? クラエスの担当官って、誰だったっけ? いつ死んだことになっていたんだっけ?
というのがまず最初に出た感想(苦笑) 本当、第1期の内容がかなり抜けてしまっているなぁ…。

なんか、雰囲気としてはちょっとこれまでと異なる感じがするね。
記憶を失ったクラエス。他の義体とは異なり、戦いに赴くことも無く、ゆるやかな時間を過ごす日々。そしてメガネっ娘(違)
そんな彼女がふとしたところで感じる、過去への感傷…。
勿論、過去の記憶を持ったまま…なのが幸せなのかはわからないけれども、一方で、彼女のような状況が良いのかどうか…。これはまた、一つの残酷な形なのではないか? そして、彼女自身に去来するものは…???

なんだろうな…
アクションとかが少ない、メインとなる義体の少ない回(ピノッキオとかの回)の方が面白く感じてしまうのはどういう皮肉なんだろう?
逆に言うと、今回はかなり面白かった、ってことね。

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2008/02/19 (Tue) 17:41
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINIO・第7話

「カテリーナ 復讐の円環」

「走れなくなる前に、引退すべき」 ニノの言葉。だが、フランカは進むしかない。大学を辞め、戦うと決めたときから…。

無実のはずの罪で投獄された父。無罪を勝ち取るために裁判を起こしたものの、父は獄死した。無念の思い。社会への怒り。
それがカテリーナを活動家への道を歩ませた。全てを捨てて。

そして、そんなカテリーナを狙う者。
カテリーナらによるテロでイルマを身体を害し、今も破片はその中に。そして、男もまた…。

テロによる死傷者。それが、新たな怒りを生み、次なるテロを生む…。その円環。
今回、完全にカテリーナたちの物語になったわけだけど…、文字通り、その円環だよね。そして、ニノの「いつになったら勝てる?」っていう言葉が…ってところはあるか。助けられた瞬間、「これで少しは…」という言葉の真意は???
そして、一方のピノッキオの中にも…。

自暴自棄になっていたフランコが、どういう形でカテリーナに協力するようになったのか…も含めて、こちらのサイドの物語が気になるところ。

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2008/02/13 (Wed) 16:58
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINIO・第6話

「チベタンテリアの引退」

大橋の開発阻止を狙う五共和国派。そのため、開発公社の理事長誘拐を企てる。対して、2課もまた、護衛のため、ヘンリエッタを向かわせる…。

今回、タイトルとしては「チベタンテリアの引退」と言うものがあるし、実際、その部分も見所の人だったとは思う。
ただ、個人的には、むしろ、序盤のヘンリエッタのヴァイオリン演奏みた理事長の「普通の娘みたい」という言葉が示すような、義体であるヘンリエッタらの「普通の娘」の部分が強調されていたように思う。

ヴァイオリンを弾き、その上達を褒められて喜ぶ姿。
貰ったオルゴールを仲間であるリコに壊されてしまいふてくされる姿。
そして、修理に出した店の男に、「3日で修理する」と言われ、喜ぶ姿。
勿論、その一方で、開発に迷いを抱く理事長に対して「あの人が喜ぶなら」と迷いも無く人を殺せることを示したり、実際に、それだけの能力を持っている…という姿もあるわけだけど。その両者のアンバランスさ、っていうのが、タイトルの部分以上に目立ったように感じる。

その一方で、「チベタンテリア」ことニノの引退。
若いときは、戦いによって何かが得られると思っていた。しかし、そこに対する迷いが生じる。何も得られないのではないか…。今、戦っている者も、同じときが来るのではないか? そうなる前に引退すべきである、と言うアドバイス…。
そして、そんな彼が見出したのは、客に喜んでもらう、と言うやりがい…。
同じ部分では、理事長もまた…なんだよね。その辺りが同時進行となっている、というか。

しかしまぁ…(お約束とは言え)見事なニアミスっぷりですな(笑)
よかったね、骨董屋が血の海にならなくて(ぉぃ)

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2008/02/05 (Tue) 18:38
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINO・第5話

「泡沫と追憶」

復帰から一ヶ月、アンジェリカの様子に異変はない。しかし、マルコーは、「もう戻れない」と呟く。その頃、マルコーのかつての恋人、パトリツィアは、雑誌記者・レオナルドにマルコーの職場の取材に誘われる…。

アバンで、マルコーの過去の物語、そして、本編はパトリツィアの視点を通してマルコーの、周囲の人々の人物像の掘り下げ…というのが、主題になるのかな。
冒頭、首相が暗殺されそうになって…なんていうのはあったし、最後、一応のドンパチはあったけれども、どちらかと言うと平穏な物語、とでも言うか…。

警察の特殊部隊を目の怪我によって追われたマルコー。警察をも退職した彼が再就職したのは、福祉局。
福祉局が、諜報機関であることはわかっている。マルコーが言わずとも、彼がただ、福祉の仕事につくわけはない。そして、様子がおかしくなっていくのも…。別れたのは、平気な顔をしていないくても良いため。けれども、その実態が…。

正直、冒頭のマルコーの台詞、そして、絵本…って辺りで、かなりその絵本の作者が…ってのは想像できるんだよね。だから、もうちょっと簡単に…でもよかったんじゃないかな? と言う気はする。これはこれで悪くはないんだけど、私にはちょっとしつこかったかな? と。
ともかく、義体を使う側であるマルコーの葛藤、そして、それをさらに外部から見るしかないパトリツィアの苦しみ…ってのは、しっかりと伝わってきたんじゃないかと思う。

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2008/02/04 (Mon) 23:36
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINO・第1話〜第4話

「二人の距離 兄妹」

新アニメの13作目は、ガンスリンガーガール。
これ、以前、フジテレビでやっていたよね。今回のそれと、続いているの? それとも、キャラクター、世界観と言ったような設定を残しての別物? その辺りから良くわからない。
…もっとも、設定の方はともかく、前作のラストはおぼろげにしか覚えていないんだけど。

で、第1話に関して言うと、その世界観、設定のおさらい(というか、説明)、って言う感じだよね。
改造され、強靭な身体的な能力を持つ少女たち。彼女らは、条件付けによって、その行動は、主人となる「兄」の支配下に置かれている。そして、その力を使い、様々な任務を遂行していく…と。
今回は、デモを使ってのテロを狙ってた組織との戦い…というところではあるものの、本当、設定の説明が中心だったわけだし。次回以降、その設定からどう転がしていくか、ですな。

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