「蜉蝣」
「私を流したいと思っているのでしょう?」 あいの言葉が心に残るゆずき。明日は、すべてを見ないで取り込んできた受験結果の発表。そんなとき、ゆずきは、秋恵の影を見る…
ついに、というか、ようやく、というか…
地獄流しという単発エピソードから、ゆずきを巡っての物語に突入。
合格発表の日。目当ての高校を訪れたゆずき。そこには、自分の受験番号もあった。
…しかし…同じ受験番号を、「自分の番号」という少女が…。そして、そのときをきっかけにして、教師、クラスメイト…彼らから、彼女自身の記憶が失われていく…
そんな彼女に、声をかけたのは、つぐみ。
以前から、ゆずきの親に連絡がつかない。三者面談の際、ゆずきの資料が存在しない。というようなところで、ゆずきの存在が消されていっているのか? はたまた、彼女の存在そのものが…ということなのか? というのは想像されていたわけだけど、ついに、今回、それが明らかにされた、と。
それと同じくして、つぐみの物語も語られた、というかなり重要なエピソードになったわけだけど。
まずは、つぐみ。
以前、ゆずきに尋ねられた「先生も、地獄少女になる運命だったのでは?」という質問。しかし、つぐみがいうのは、「自分はそういう存在ではない」ということ。彼女の役割は、ただ「見る」だけ…。
かつて、地獄流しをする人々を止めようと奮闘していた柴田父娘。だが、それが功を奏することはなかった。「地獄は人の中にある」 地獄通信の存在は、使わない人間にこそ意味を為す。それがあるから、いざとなれば、ということでつらい日々を耐える糧となる。
それを否定するのではなく、それをそういうものとして受け入れるだけ…。
なんか、考え方としては、ドクターキリコ事件とか、そういうのにある考え方と似ているんだよな。いざとなれば、それがあるんだ。だから…っていうのは。一つの考え方として否定はしないけど…。
ただ、それをそのまま受け入れろ、というのも、難しいんだろうな。だからこそ、ゆずきに、そういう様々なパターンを見せていた、という考え方そのものはできるのだけど…。
…でも、それをつぐみが見た理由は何? というのは思ってしまう(苦笑)
そして、それに対するゆずきの、
「じゃあ、なんで先生はここにいるの?」
というのも、つぐみの矛盾点をつく言葉としては有効に働いている。あきらめたように見えながらも、でも…っていうのは、これは、どうしてもあるんだろうけど…
そして、そんな彼女が帰宅して見たのは、荒れ果てた家。そこにある…
つぐみの言っていた「地獄少女になるはずだった少女たち」っていうのは、何らかの形で亡くなった少女たち。そして、それに気づかないまま現世に存在している者…ということになるのかな。
その上で、そのことが受け入れられれば地獄少女になり、受け入れられなければ現世とあの世の境界をさまようだけの存在になる。どっちにしても、過酷、という気がする運命だけど。
ただ、ここまでの謎については、かなり解消された、と言えるんだろう。それでも、なぜ、ゆずきの年齢になるまで、「普通の少女」として過ごさせたのか、とかの謎は残ったまま…。
次回、ゆずきの過去が明らかにされ、
その上での決着…
あと2話だけど、見所は多いな。
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テーマ : 地獄少女 三鼎 - ジャンル : アニメ・コミック