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2008/11/16 (Sun) 18:39
(書評)ほうかご百物語

著者:峰守ひろかず

ほうかご百物語 (電撃文庫 み 12-1)ほうかご百物語 (電撃文庫 み 12-1)
(2008/02/10)
峰守 ひろかず

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「あなたの血、吸ってもいいかな?」 忘れ物を取りに、夜の学校へ入った真一は、そこで不思議な少女と出会う。オカルトマニアの先輩の影響もあって、彼女の正体が「イタチ」と知った真一は、事なきを得るが去ろうとする彼女に思わず言ってしまう。「僕の、モデルになってください!」と…。
うん…手堅い。いや、これはほめ言葉として、書いているのだけれども。第14回の電撃大賞の受賞作だけど、読んだところでまず感じたのはそんな感想。
タイトルなどでもわかるように、物語の素材は妖怪。学校に次々と現れる妖怪たち。彼らが巻き起こす事件を、真一、イタチの妖怪である伊達(イタチ)さん、オカルトマニアの御崎先輩…といった面々で解決していく。ただ、一応、バトルみたいなものはあるものの、妖怪の行動には法則性がある、ということで、それをメインに展開。そして、そういうものを含めながらも非常に「まったり」というか、「のんびり」というか、そんな空気が流れているのが興味深い。
うん…何だかんだで、みんな、結構、変な人だらけだなぁ(笑) オカルトマニアの先輩はそれだけで変人とわかるし、主人公の真一だって、きれいな人を見ると、その人の絵が描きたくなる、というのだし…それに…。一番は、「妖怪です」っていうのを実にあっさりと受け入れる生徒会長&新井さんかも知れない…。最後に明かされる、謎の部員のあの人の正体にもかなり笑ったけど。
なんていうか、非常に安定感があって、のんびりと楽しめる作品、という風に言えるように思う。楽しかった。

通算1454冊目

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テーマ : ライトノベル - ジャンル : 小説・文学

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