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2008/12/01 (Mon) 17:49
(書評)刀語 第三話 千刀・ツルギ

著者:西尾維新

刀語 第三話 千刀・ツルギ刀語 第三話 千刀・ツルギ
(2007/03/01)
西尾 維新

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二本目の変体刀・鈍を手に入れた七花ととがめが、向かうは出雲国・三途神社。千本で一本という千刀・ツルギ。それを持つのは元山賊で、千刀流の使い手・敦賀迷彩。
どう考えても、やりとりとか、時代小説というよりも、現代劇のそれだと思えてならん。というか、語り部が、現代の価値観で突っ込んでいる、っていうのも大きいんだろうな。
冒頭にも書いたけど、今回の刀は、千刀・ツルギ。「刀とは、消耗品である」というコンセプトによって作られた刀。そして、その使い手である敦賀迷彩もまた、同じコンセプトの剣術・千刀流の使い手…。そして、またしても、そんな敦賀の有利なフィールドでの戦い…。
ただ、その戦い以上に、印象的だったのは、七花の、その感傷的にならない性質であり、また、そんな七花に対するとがめの戸惑い。「刀として扱う」と言いながらも、人間として見て、それが故に、様々なことを考えてしまうとがめの立ち位置とかが凄く印象的。そういう意味では、やはり、七花は「特殊」なんだな、と。しかも、島での出来事とか、そういうところの出来事も少し絡んでいるし、この辺り、後半に入ってかなり大きな問題になりそう。
ただ、今回の刀・ツルギ(漢字は、かねへんに「殺」)。ちょっと印象が薄いかも。「刀は消耗品」とのことだけど、それだと、普通に2〜3本程度はすでに使い物にならない状態になっていておかしくないのでは? とか思ってしまう。どーなんでしょ?

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