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地獄少女　三鼎・第１３話

「六文灯籠」

自分の中に、地獄少女が入って早、数ヶ月。自分の目の前で、多くの人が流されてきた。そんなゆずきにとって、秋恵の存在は、大きな救い…

地獄に最も近い場所。
っていうのは、過去、処刑場、みたいなものがあって、それによって…ということなのね。ラブリーヒルズみたいなものではなくて（笑）
そこで行われる祭。六文灯籠。それは、そんな罪人たちの後悔、懺悔を流すもの。最近は、嫌なものを忘れるため、と、方向性が変わったところもあるが…。
そして、祭の日、地獄への扉が開く。そして…

…………。

今回が、１クール目の最後…ということはあるんだけど…それにしても、こういう話持ってくるか…。
ゆずきの親友である秋恵。その秋恵の父に対して憎しみを抱く女性・真山。その矛先は、秋恵の父だけでなく、秋恵自身を巻き込みながら広がる。
地獄少女としての視点から、秋恵が危ないことを察したゆずきによって、地獄流しを阻止。そして、直後、自らの身体から、地獄少女も解放され、「元通り」と思った矢先。

これまでのエピソードだって、ゆずきの知り合いが流されてみたり、反対に流す側になったり…ではあるんだけど、今回は、文字通り、その総決算とでも言うべき物語、という印象。
「このあと、どうするかは、あなた次第」
っていう、あいの言葉の意味がこれとはね。
地獄少女として、の視点から苦しんでいたゆずきが、今度は、親友を流された存在に、という形へ。しかし、どちらも、苦しみ、という状況は残る。そして…

第一期、柴田父娘は、地獄送りを止めようとしながら失敗を続けた。
今回は、二つの立場から苦しむことになって、ゆずきは、どうするのか？
そして、二期目で語られなかったその柴田父娘に何があったのか？　について、つぐみがいる。
一気に気になることが増えてきた…。

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