著者:鯨統一郎
「日本の教育を変える!」 そう意気込んで始めた学習塾。けれども、生徒はなかなか集まらない。そして、問題も山積。中でも、事務員として雇った波田煌子が、波田(はた)を「なみだ」と間違えたおかげで塾の名前も変わってしまった。けれども…。
ということで、波田煌子シリーズの第3弾。サイコセラピスト、警察のプロファイラーと来て、何故に塾の事務員? と言う気がしないでもない(笑)
作品としては、これまでのシリーズとほぼ同じ。塾の中で問題が起こる。講師陣らで色々と感がるものの、あまり上手く行かない。そんな中、かなり滅茶苦茶なように見えた波田煌子が真相にたどり着いて…と。非常に安定感のある展開ではある。
前作、『
なみだ特捜班におまかせ!』では、ちょっと無理矢理過ぎない? というような謎解きも多かったのだが、本作に関して言えば、そういう点も殆ど気にならなかった。謎の格好としては、「日常の謎」的なものなのであるが、塾の生徒たちの友情とか、そういうテーマと煌子の性格などの相性のよさもあるのか、ほのぼのとして非常に後読感の良い連作短編集に仕上がっているように思う。
これまでのシリーズ3作の中でも、本作が最も好き。
通算1145冊目

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テーマ : 読書感想文 - ジャンル : 小説・文学
それも気にならないくらい楽しく読めました。
波田煌子が、次はどんな職業に就くのか楽しみです。
その前に読み逃している第二弾を読まなくては!
エビノートさんへ
ただ、子供たちの様子だとかが凄くほんわかとしていて、温かい気持ちで読めました。
本当、次は何をやるんでしょうね?(笑)
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