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夏のあらし!・第11話

「世界は二人のために」

よもやの形で、やよゐと通じてしまったはじめ。60年前、やよゐが最期を迎えた時代で、はじめが見るものは…

本編と関係ないけど、今回、ちょっとキャラデザが変わってない?
Bパートのデレる加奈子とか、それを見て喜ぶやよゐとか、そういうところが普段よりも丸っこいというか…。タッチとかもだいぶ違ったような印象がある。
まぁ、別に良いんだけど。

さて、今回は、Aパートで、最期を迎えた時の恐怖で我を忘れるやよゐ。
そして、Bパートで、その中で、意味を見いだして…と…そんな物語。

Aパートの、空襲に遭ってなくなってしまう母子を見たときの描写とか、あの辺りは、シャフトらしい映像ではあるんだけど、シリアス方面だと、かなり禍々しく描かれるんだな、というのが強く感じる。
そんな中で、やよゐの絶望と、自分たちがしていることに再び、疑問を感じてしまうはじめ。そんな中、何とか、当時のあらしたちとあいたいと願うが、当時の加奈子と出会い。そこへ…

Aパートのラストシーン。殆ど、まともな思考が出来ずに、ただ、加奈子に対する想いだけが残っている状態で、敵機の機銃から加奈子を庇った…というところで、前回、出てきた、「でも、加奈子が来てくれた」という結末の理由がここなんだ、というのはわかったわけだけど…そうなると…という感じなってくる。
これまでの、第1話の話もそうだし、その後のところでもそうなんだけど、タイムトリップでの変更というのは、実は、それも含めての歴史となっていて、つじつまを合わせに行っているという側面が強い。
ところが、はじめとあらしの行っている歴史改変の話については、その辺りが殆ど示されない。
そんなところで飛び出した、やよゐの「すべきこと」発言。
これを見ていて感じたのは、もしかしたら、あらしたちが幽体として残り、歴史改変を行う、というのも最初から組み込まれていることなのか? という疑問。そして、それを突き詰めていくと、あらしたちが死んだ、という過去こそ「間違っているのでは?」という風にまで想像を飛ばしてみる。
ついでに、グラサン=助けた人の子孫、で、加奈子と通じた。それと同じ法則で、はじめや潤も、あらしみたいな存在に助けられなければ、存在しない人間であり、通じる、というのは、自分たちを守るためではないか? というところまで飛躍させてみる。
…思いっきり飛躍させすぎだと思うし、また、根拠も弱いんだけど…そういう想像をどんどんしてしまうエピソードだった。かなり長くなったので、この辺りでやめておくけど。

ただ、今回は現代パートが一切なかったから(Cパートは現代と言って良いんだろうか?)、あらしたちのことを忘れていたんだけど(ぉぃ)、あらしは、まだ倒れたまま…。
一応、やよゐ、加奈子とは決着に当たるようなものが見えただけに、あとは…か…。
それと、世界の法則説明みたいなものもされるのかな? というのを同時に期待しておこう。

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COMMENT 2

みとみーfrom高崎  2009, 06. 16 [Tue] 01:42

前回戸惑っていた分、今回は素直にみれました(ぇ
>本編と関係ないけど、今回、ちょっとキャラデザが変わってない?
ぜんぜん気付きませんでしたー(ぇ

>Aパートの、空襲に遭ってなくなってしまう母子を見たときの描写とか、あの辺りは、シャフトらしい映像ではあるんだけど、シリアス方面だと、かなり禍々しく描かれるんだな、というのが強く感じる。
元々、新房監督のこの辺の画作りの原点はタツノコの『魂狩~ソウルテイカー』と『コゼットの肖像』のシリアス系2作品から来てますからね。
その画作りをギャグ、コメディに応用したことが斬新で最大の武器になってるのですが。
ですので、本来の表現方法に戻って発揮されたということでしょうね。

>これまでの、第1話の話もそうだし、その後のところでもそうなんだけど、タイムトリップでの変更というのは、実は、それも含めての歴史となっていて、つじつまを合わせに行っているという側面が強い。
時間ループなんですがね。ハルヒの『笹の葉ラプソディ』、『消失』と同じ側面を持ちますが、綺麗に纏めましたし、劇的だったと思います。

これで、主要キャラの人となりは語られたのですが、
こなると、プライベートの一切、出自の一切が語られていない主人公の一の存在が一番の謎ですなぁ。

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たこやき  2009, 06. 19 [Fri] 02:53

みとみーさんへ

>元々、新房監督のこの辺の画作りの原点はタツノコの『魂狩~ソウルテイカー』と『コゼットの肖像』のシリアス系2作品から来てますからね。
なるほど~…。
もっとも、『ef』の心理描写とか、あの辺りにも使われているわけで、最近、全くやっていないわけではないんですよね。
作品の方向性で、同じような形の演出でも違うモノだな、というのを感じますね。

>これで、主要キャラの人となりは語られたのですが、
>プライベートの一切、出自の一切が語られていない主人公の一の存在が一番の謎ですなぁ。

最後は、ここですね。
夏休みに祖父の元へ来た、というのは語られているのですが、それだけですからね。「通じる人」とそうでない人の違い、とか、そういう世界設定とかを語るためにも、最後のポイントははじめの存在になるのかな? という風に思います。
ただ、ここまで、バラバラだったものがかなり綺麗に繋がってきた感じなので、その辺りもやってくれるのではないか、と期待しているところですが。

Edit | Reply | 

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