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戦場のヴァルキュリア・第26話

「決戦」

帝国側に連れ去られたアリシアを救うため、戦艦・マーモットへ乗り込む第7小隊。抵抗する帝国兵を引きつける仲間たちを背に、マクシミリアンの元へ向かったウェルキンの前に…

人造ヴァルキュリア聖槍って…
…ええっと…
前回のエピソードの時にも思ったんだけど…マクシミリアンは何のためにヴァルキュリア人の力を欲していたんだ?(汗) しかも、最終的に、ヴァルキュリア人と戦いたい、とか、完全に目的が変な方向にぶっ飛んでしまっているし。

……第24話のとき…
「ぽか~ん…」
という感想を書いたけど、それがさらに突き進んでしまったような印象。
結局、マクシミリアンは何をしたかったんだろう?

その後、アリシアのヴァルキュリアの力の暴走を、ウェルキンが…っていうのは良いとしても、いつの間にか、マーモットから脱出していた第7小隊の面々とか、なんか、色々と気になるところ続出で、もの凄く据わりの悪いまとめになってしまった感じがする。

物語全体を通して、のことについては、「総括」にて

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(2009/12/25)
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総括
なんか、最終回を迎えて、色々と気になる箇所続出のまとめになってしまった気がする本作。
まず、個々の小さなエピソードとか、深く描かれたキャラクターたちの人間くさい様子とか、そういうものに光る部分は多くあったと思う。例えば、ロージーのダルクス人に対する感情とか、イサラを喪ったあとのウェルキンの痛々しい振る舞いとか、ああいうのは見ていてイライラするところはあるけど、ただ、それも人間くささであると思うし、よく描けていたと思う。
ただ、それが物語全体の中で上手く消化できていたか、というと疑問だし、終盤のひっくり返しでそういうものをすべて吹き飛ばして、ただ、「ぽか~ん…」になってしまったのが辛い。
キャラクターにしてもそうで、第7小隊という括りでありながら、ウェルキン、アリシア、イサラ、ロージー、ラルゴ、あとはザカとヤンくらいで、他の面々が最後の最後まで空気状態だったのが辛い。最後まで、メンバーの名前、覚えられなかったよ(苦笑) 帝国側にしても、カール視点のエピソードを入れたり、とかした割に、終盤、そのカールやイェーガー将軍と言った魅力的なキャラクターがいながら、ただ使い捨ててしまった、という感じが残る。
さらに、結局、ヴァルキュリア人とダルクス人の物語に、ガリア国内での宰相ボルグの叛意とかも有耶無耶で終わってしまい、色々と消化不良感が残った。うちのブログのコメントでは、ツッコミどころ多数、ってこと『鉄のラインバレル』と比較するようなことが多かったんだけど、物語の中心とすべきところが決まっていた『鉄のラインバレル』と、中心が最後までぶれた印象が残る本作の違いがそこにあるような気がする。
皮肉な話、最初にも書いたように、個々の要素が良いと感じただけに、余計に全体のまとまりの悪さがマイナスに感じられた。ただ、そういう個々の要素が在るが故に、2クール、しっかりと見続けることが出来た、っていうのは間違いないはずなのだけど。
スタッフの皆さん、2クール、お疲れ様でした。

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COMMENT 2

みとみーfrom高崎  2009, 09. 29 [Tue] 03:13

あの展開からすれば、この結末しかないよな。という最終回。
心が既に離れたしまった身からするとラスト3話はDVDの映像特典、おまけ映像としか取れない。
>結局、マクシミリアンは何をしたかったんだろう?
物語のケリをつける為の生贄にされただけでしたね。
覇道を目指すなら反目する存在すら取り込む度量が無いと無理だろうに。

局地戦終わって停戦合意?何?それ?
あの1stガンダムのオマージュのようなナレーションすら白々しいわ。

>総括
一言で言えば『鉄のラインバレル』は偉大だった。。。。
と言うことでしょうか(笑)
折角同じような路線を進んでいたのに物語を畳む為に無理矢理話を曲げるなんて・・・。
別に戦局なんてどうでも良かったのに。
戦乱の中で知恵と結束で生き抜く姿を描くだけでテーマは完遂出来たのになぁ。
兎にも角にも残念で仕方ない作品でした。

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たこやき  2009, 09. 29 [Tue] 19:35

みとみーさんへ

>あの展開からすれば、この結末しかないよな。という最終回。
ですね。
マクシミリアンとか、最早、キャラクター崩壊に近い状態になっていましたし(苦笑)

>一言で言えば『鉄のラインバレル』は偉大だった
いや、まったく(笑)
まぁ、でも、『鉄のラインバレル』の場合、最初からテーマがハッキリしていたのに対し…ってところもありましたけどね。
それでも色々とまとめようがあったと思われるところで、一番、強引な方法でまとめてしまったな、というのは思います。
本当、仰るようにもったいなさが残ります。

Edit | Reply | 

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