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(書評)Le;0 灰とリヴァイアサン

著者:六塚光

Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫)Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫)
(2009/08/20)
六塚 光

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地殻変動により、バラバラとなった日本。そして、それぞれの島では海獣(リヴァイアサン)と呼ばれる存在におそわれた。対抗できるのは、人間から突如変化する「ヴァンパイア」と呼ばれるものと、そのパートナー・サイクラーのみ。そんな、ヴァンパイアの数が足りず、経済的にも苦境に陥っている島・大蒜島に、ヴァンパイアの姫乃とサイクラーの顕九郎が流れ着き・・・・・・
うーん・・・・・・どういう風に表現をしようか・・・・・・。
こう言っては何だけど、別段すごい展開がある、というわけでもないし、実際、著者があとがきで書いているように、内容はというと、吸血鬼が夏の海辺を駆け巡っている、という感じになる。駆け巡る、というか、海獣と戦っている、となるんだけど。ただ、その中のテンポの良さと、ある意味、戦争(というか、反乱?)作品的なところが魅力なのかな?
大蒜島にやってきたヴァンパイアとサイクラー。島を巡っては、島をその支配下に置こうとする連合という勢力があり、スパイでは、という疑惑も。しかし、そのサイクラー・顕九郎は飄々と、島の危機を救う形で動き、そして、次第にその信頼を勝ち得ていく。そんな時、顕九郎の過去を知る者が現れて・・・・・・と。
こういう風に見ていくと、ある意味では、顕九郎の成長(のあとが伺える)物語ということになるのかな? 話としては、先にも書いたような、戦争モノなどの本当に序盤の話みたいなところがあるし、姫乃さんが普通に強すぎるし、ではあるんだけど、すごく全体的なバランスが良く配置されている印象で楽しめた。
とにかくこれは、続きを、という感じかな。ただ、感想はちょっと書きづらいのだけど(笑)

No.1950

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