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(書評)ナイチンゲールの沈黙

著者:海堂尊

ナイチンゲールの沈黙ナイチンゲールの沈黙
(2006/10/06)
海堂 尊

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「バチスタ・スキャンダル」から9ヶ月。忘年会の夜、たまたま居合わせた看護師の手配もあり、東城大付属病院へと有名歌手・水落冴子が運び込まれる。彼女は、重度の肝不全を患っていた…。一方、その冴子が倒れた場に居合わせた看護師・小夜は、入院患者の少年への対応に苦慮していた…。
チーム・バチスタの栄光』の続編。前作に登場した白鳥のキャラクターも登場なんだけど…なんか、その白鳥の旧友・加納まで登場してさらに強烈になっていませんか!? 前作も、白鳥を中心とした面々のやりとりによる「キャラクター小説」という側面があったけれども、本作はより、それが強くなった印象。
ネグレクトを続ける父を「殺したい」と言う少年・瑞人と、彼の世話をする小夜。そんな中で起こった瑞人の父の殺害事件。事件に挑む田口・白鳥(そして、加納)…という物語。
逆に言うと、前作ほどのテーマ性が感じられず、「病院を舞台とした」普通のミステリーになった、というのも感じる。前作は、軽妙なテンながらも、その奥に、法医学の抱える問題が描かれていたのだが、本作はそういう部分は弱い。
物語のテンポの良さは相変わらず抜群。キャラクターも強烈。エンターテインメント作品としては、十分に面白いのだが…。こう書いてしまうのは、前作が両面で秀でていたからだろうか?

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COMMENT 8

エビノート  2008, 02. 24 [Sun] 21:28

非現実的だなぁ~とウムムとなっちゃったんですが、
キャラクターの良さで楽しく読むことができました。
子供たち(特に、アツシくん)がイキイキしてましたね

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たこやき  2008, 02. 27 [Wed] 22:55

エビノートさんへ

返事が遅くなって申し訳ありません。

>非現実的だなぁ~とウムムとなっちゃったんですが

キャラクターは相変わらず魅力的なんですが、前作が社会派小説としての側面が強かっただけに、この辺りの変化は「あれ?」と思うところはありますよね。
多分、『バチスタの栄光』と同じシリーズとして、読まなければまた違ったのかな? とは思うのですが。

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higeru  2008, 02. 28 [Thu] 00:35

 私も「非現実的だなぁ~」と思った口です。著者によれば「ちょっと誇張はしたがまったくのフィクションではない」ということですが、これは誇張し過ぎだろうと思いますねぇ。

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たこやき  2008, 02. 28 [Thu] 19:49

higeruさんへ

確かに、ある特定の声質によって、脳機能の一部が活性化されることがある…などというのはわかっているんですよね(例えば、森本レオ氏の声、喋り方などで、そういう傾向が出やすい、など)
ただ…流石にここまで来ると、誇張しすぎですよね。匙加減の難しさはあるんでしょうが、私もやりすぎだとは思います(特に、前作が現実を前提とした作品だっただけに)

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藍色  2009, 02. 09 [Mon] 00:03

TBさせていただきました。

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たこやき  2009, 02. 11 [Wed] 20:32

藍色さんへ

TBありがとうございました。
こちらからも、返させていただきました。

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はな  2009, 03. 22 [Sun] 14:02

こんちわ~

真面目な作品だと思うんですけど、濃くて面白キャラクターが続々登場して確かにキャラ小説wwwでもラノベほど軽くはないですよね(笑)

>こう書いてしまうのは、前作が両面で秀でていたからだろうか?
そうだと思いますε=(>ε<)
続編だからどうしても前作との違いって見えてくると思いますが、そうでなくても医療を扱った作品をメインにしちゃえば非現実的だったかな...とちょっぴりがっかりしちゃいましたっ。

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たこやき  2009, 03. 22 [Sun] 22:45

はなさんへ

こんばんは~。
>でもラノベほど軽くはないですよね(笑)
流石に、ラノベレベルまで軽くなったら、別の作品になってしまうような感じがします(笑)

医療を扱っている、というのでも、前作と関連がない、単発作品であれば、また違うのでしょうが、前作は、あくまでも現実的な世界であっただけに、余計にギャップが大きいのだろうな、と思います。
シリーズ作品の難しさ、というのもあるんでしょうけどね。

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