著者:三田誠
かつて英雄であった兄になりすまし、御陵市に降り立った九瀬イザヤ。陰惨な事件の現場にいた朱鷺頭玻璃。そして、全てを裏返す「獣」の登場。その中で……
前巻を読んだときにも感じたのだが、この作品、読んでいる最中はスピード感もあり、非常に楽しいのだけど、感想が書きづらいったらありゃしない。
2週間前にノウェムを起動したものの、しかし、それ以降は再びうまくいかない。そんなときに知ってしまう玻璃のもう一つの顔。さらには、実質的に監察官として送り込まれたラーフラの存在。
「本物」と「偽物」。今回のテーマは、そこに集約されるのかな? と。今回の「獣」の言う「表と裏」というようなのも実質的にそうだし、観察云々も。もっとも、その一方で、玻璃の姿は、どちらもなのか……というと、これまた……ともなるわけだけど。そんな中だと、やっぱり、ノウェムの言動だけが一貫している、ということでもある。文字通り、「九瀬イザヤ」だけ、なのだから。本人以上に……。
丁度、これを読み終わった直後に、この作品についての話とかしたんだけど、これ、映像化すると、すごく映えそう。勿論、一定以上のクオリティは必須、としても。
No.2094

![]() | イスカリオテ〈2〉 (電撃文庫) (2009/03/10) 三田 誠 商品詳細を見る |
かつて英雄であった兄になりすまし、御陵市に降り立った九瀬イザヤ。陰惨な事件の現場にいた朱鷺頭玻璃。そして、全てを裏返す「獣」の登場。その中で……
前巻を読んだときにも感じたのだが、この作品、読んでいる最中はスピード感もあり、非常に楽しいのだけど、感想が書きづらいったらありゃしない。
2週間前にノウェムを起動したものの、しかし、それ以降は再びうまくいかない。そんなときに知ってしまう玻璃のもう一つの顔。さらには、実質的に監察官として送り込まれたラーフラの存在。
「本物」と「偽物」。今回のテーマは、そこに集約されるのかな? と。今回の「獣」の言う「表と裏」というようなのも実質的にそうだし、観察云々も。もっとも、その一方で、玻璃の姿は、どちらもなのか……というと、これまた……ともなるわけだけど。そんな中だと、やっぱり、ノウェムの言動だけが一貫している、ということでもある。文字通り、「九瀬イザヤ」だけ、なのだから。本人以上に……。
丁度、これを読み終わった直後に、この作品についての話とかしたんだけど、これ、映像化すると、すごく映えそう。勿論、一定以上のクオリティは必須、としても。
No.2094

スポンサーサイト