「旅路の涯」
セントラルでの戦いで視力を失ったマスタング。しかし、見舞いに訪れたノックスが見たのは、イシュヴァール問題を解決すべく、既に進み始めているマスタングの姿だった……
まさしく、後日談。主な登場人物、それぞれの、その後……という感じかな?
とにかく、それぞれのその後がしっかりと描かれた、というのところかな。
個人的には、シン国の面々、かな?
王者として人々があってこそ、という意識の強かったリンは、次の王へ……。しかし、それは、メイたち、他の王族をないがしろにする、という意味ではない。それらも全て受け入れて、そして、新たなる国を作る、ということ。
「欲深すぎです」
と、メイが涙していたわけだけど、本当、グリードの残したもの、というのも大きいのだ、と感じさせる。リンにしても、メイにしても、どちらも、人間的な魅力溢れる存在だっただけに、互いが争って……というのが怖かった。それが、うまく解決する道を示した、っていうのに、凄く安心した。
一方で、ブラッドレイ夫人とセリムも……
周囲の反対を押し切り、ホムンクルスであるセリムを育てることにしたブラッドレイ夫人。決して、不安があるわけではなく、大総統となったグラマンの監視も付いている。しかし、新たな可能性も、そこにはある。
唯一、生き残った形のホムンクルス・プライド。彼がどうなるのか? っていうはまさしく「可能性」だよな……
しかし、グラマンさん、あんたが一番、うまく立ち回ったんじゃないんか? とか思うのはダメ?
そして、やっぱりエルリック兄弟。
一度は村へと戻り、そして、次の旅へ……。東回りで、各地の知識を得ようとするアルと、西回りで、のエド。
等価交換ではなく、自らの感謝をプラスした形で恩返しをする、というために……
なんか、キメラのみなさんが同行することになるアルの旅って……凄く珍道中の香りがするのは気のせいか?(笑)
一方の、エドは……と言えば……
「俺の人生の半分をやるから、お前の人生の半分をくれ」
って、何て斬新なプロポーズ(笑) それに、
「全部! 9割、いや、8割、7割……7割5分?」
っていう、ウィンリィの返事も斬新だけど(笑)
まぁ、大笑いしながらも、「凄い」と感心するエドの言葉はよくわかるわ(笑) 結局、ウィンリィは、エドを待つ存在、とはなったものの、でも、それを受け入れる懐の深さ、っていうのがウィンリィの魅力なんだろうな。
1話を全部使って、それぞれのその後をしっかりとフォロー。
1年3ヶ月にわたる物語の決着としては、このくらいやって丁度良いんだろうな、と思う。
総括
ということで、1年3ヶ月、5クールという異例の長さで放映されたシリーズ。
終盤の非常に高い盛り上がりと、序盤、2度目のアニメ化故の難しさ、というのを併せ持った作品だったように思う。
私自身は、前回のアニメを見ていないのだが、序盤はとにかく、もの凄い駆け足展開で「あれ?」と思うところはあったし、また、イシュヴァール戦の省略とかで、後半で重要な存在となったキンブリーがどうにも理解出来なかった、なんていうところもあった。そういう難しさ、残念な部分っていうのがあったのは事実。
でも、終盤のセントラル攻防戦からの物語の、もの凄い盛り上がり、というので4クール目辺りから、毎週、目が離せなかった、というのもまたある。とにかく、登場人物も多いけれども、でも、それぞれに見せ場があって、生き様があって、というのは流石は人気作品と思わせるところ。
正直、序盤の2クール目途中とかまでは微妙だったけど、最後まで見終わって、面白かった、と素直に言える。
スタッフのみなさん、長期にわたってお疲れ様でした。
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