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おとめ妖怪 ざくろ・第12話

「きき、焦々木と」

ざくろを救出すべく、神懸かりの里へ向かう総角たち。危険性を説く阿吽さまに対し、総角は……

さくろのいい人なんかじゃない。いつも助けられてばかり。
隣に立つためにも、神懸かりの里へ行かなければならない。

前回の、里へ向かう、という決意表明をしたときもそうだけど、本当、成長したよな、と思わせる一言。以前だったら、自分が助けられてばかりだった、とか、そういうことを認められなかったはずだもん。
直後、一人だけ、屋敷に飛ばされてびびっている、とかはあっても、だ(笑)
そして、そんな総角以外は、早速、飯綱使いたちの襲撃を受ける。そこで、薄蛍に流れ込むのは、自分たちを殺し、解放して欲しい、という飯綱たちの想い。戸惑う薄蛍たちに対して……

総角の言うとおりで、いつも辛い役目を背負わせている。
だから、今は自分の手を汚す。

という芳野葛の言葉。でも、飯綱を殺すんじゃなくて、飯綱使いを殺すわけでもなくて、あくまでも飯綱使いを脅して、呪符を手放させる、っていうのは「手を汚した」ほどではないような気がする。飯綱を殺すことは出来なかった雪洞、鬼灯たちもこれは躊躇なくやってたわけだし(笑)
その頃、総角は突羽根と出会う。そして……

結局、花楯の場合、言葉は悪いけど、マザコンとシスコンが入り交じった状態だった、ということなのだろうか。
幼い頃から、母と離れた暮らしをさせられ、母の裏切りを目の当たりにしてしまう。
一方で、父はというと、最期のときまで、妹の妖力ばかりを追い求めた。自分より遙かに強い力を。
徹底的に、自分は両親から愛されていないのだ、というコンプレックスと、対して(父のそれを愛情と呼ぶのか、は別にして)両親が見ていてくれる妹に対する憎悪。行動の基本原理というのは、そこ。
そして、そこが行き着いたからこそ、せめて最期は息子の元で、といった母の想いを知らされても、既に遅いという状況に。
と言いながらも、半妖を父の代から作り続け、百緑を側近として、周囲の反応すら気にせず使い続けている、という辺りに、別の側面があるんじゃないか、という気もする。百緑が総角に協力を申し出る、とか、少なくとも彼自身が百緑から慕われるレベルの、半妖に対する接し方はしている、というのはあると思うし。

そんな中で、屋敷では、女郎蜘蛛にたぶらかされた橙橙が放火を敢行。
ああ、もう、なんで、この娘は……(苦笑)

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