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(書評)死神のキョウ

著者:魁

死神のキョウ4 (一迅社文庫) (一迅社文庫 か 1-4)死神のキョウ4 (一迅社文庫) (一迅社文庫 か 1-4)
(2010/10/20)


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ココロがいなくなってしばらく。平穏な日々を送る恭也、キョウの日常を綴る短編集。
相変わらず、カラーイラストが中身を写していないなぁ(笑) まぁ、どうでも良いけど。
久しぶりの第4巻だけど、前巻がかなり狂気に満ちた話であるだけに、「平和だな~」という印象が否めない。
その中で言えるのは、キョウさん、色々な意味で間違いまくってます! ということだろうか。
家に届いた謎のコスプレ衣装を着て、しかも、マンガで仕入れた間違った知識で奮闘(?)する『コスプレの死神』。マンガで仕入れた間違った知識で、なぜか掃除用具入れの中に恭也と入る『閉鎖空間の死神』。どちらも、日常テイストたっぷりのバカラブコメとして楽しめた。
一方で、『閉鎖空間の死神』、『湯煙の死神』で見せる杉村&安岡の奮闘は……こっちはこっちで突き抜けているし。途中に挟まれる小桃のエピソードも含めて、やっぱり、恭也の周囲の面々って、しょーがない連中ばかりだな、というのを感じる。ある意味、エロゲ-前半の、日常のドタバタ的なノリで読み進めることが出来る作品、と言えると思う(実際、著者は、そっちが本職なわけだけど)
そういう中で、過去のエピソードと、今後への伏線を綴った、と言えるのが『代理の死神』。
免許の更新のため、死神の世界へ戻るキョウに代わり、恭也の護衛を命が勤める、という話。第1巻で起きた事件のわだかまりの解消。そして、その命が告げる「ココロ以上にキョウに執着している存在」の示唆。基本線は、他の3編と同じようなところが多いながらも、最後にこのエピソードがあったことで締まったのと、次への繋ぎとして良い役割を果たしているように思う。
しかし、次巻出るの、いつだろ?(笑)

No.2422

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