アスタロッテのおもちゃ!・第12話
- 28, 2011 12:39
- アニメ感想・アスタロッテのおもちゃ!(完結)
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「空越しのアスタリスク」
「私とデートをしてくれ」 直哉とアスタロッテ、二人だけの時間。そして、留守番の明日葉の元には、メルチェリーダが……。それぞれ、ユグヴァルランドで最後の思い出を作り……
前回、異物排除の関係で、言葉による意思の疎通すらできなくなってきていたような……
という部分はあまり突っ込んじゃダメ、だよね?(苦笑)
ともかく、Aパートは、二組の思い出作り、別れへ……という話。
第1話の時点では徹底的な男嫌いであったアスタロッテが、直哉との交流により、それを払拭し、思いを伝えるように。それに対し、直哉もまた、自分がアスタロッテをどういう風に見ていたのか、などを自覚する。
一方、いつもアスタロッテの(文字通り)姉のようにしていた明日葉は、母に甘える、というかけがえのない時間を。
両方のキャラクターが、それぞれ積み重ねられているからこその、場面だったんじゃないかと思う。
そして、直哉と明日葉は、元の世界へ。
Bパートは、それからしばらく時間が経過したのちの話。
また、アスタロッテたちに会いたい、なんていうのは思っても、それができない日々。しかし、そんなとき、ユグヴァルランドにおいた携帯、ユグヴァルランドから持ち帰った世界中の苗を使って通信ができることが判明。
異世界へ行き、元の世界へ……
この流れは、『DOG DAYS』と同じなんだけど、両者が再会できるように、という流れについては、この作品のほうが巧く処理したな、という感じがする。おいてきた携帯だって「異物」じゃないの? とか、微妙に設定の甘さも感じるんだけど、賢者であるイニが何とかしたのかな? とか、納得できる部分もあるし。何より、初期に、携帯でやり取りできる、なんていうのが伏線として生きていたと思う。
そして、世界樹を通した両者の交流も、イニの研究により、いよいよ完成。
直哉とアスタロッテ、明日葉は、無事再会を。
この手の話では、非常にベタだけど、きれいにまとまった、と思う。
総括
まず、この作品に関しては、アスタロッテ、明日葉という二人が非常に魅力的だ、というところに言及すべきだと思う。
言葉の上では、素直になれないけれども、純粋に皆のことを考え、やさしいアスタロッテ。異世界から来て、純粋なようだけど、周囲をちゃんと見ていて、素直になれないアスタロッテをしっかりと引っ張る明日葉。両者が、実は姉妹だ、というのはあとで判明するんだけど、そうでなくてもしっかりと家族として、姉妹としてすごす様、というのがほほえましかった。しかも、その両者のやり取りを通して、アスタロッテも、明日葉も、ちゃんと成長をしている、というのが感じられるから余計に。そのあたりを丁寧に描いていた、と思う。
個々のエピソードに関して言えば、悪人がおらず、ある程度、こうなるのだろう、というので予測できてしまうものも多かったのだけど、終わってみると、それを通して、何が描きたかったのかが伝わってくるので、これで良いのだと思う
上の感想でも何度か書いているけど、細かく見ると、色々と設定の甘さを感じるところはある。
でも、伏線とか、そういうのもあって、ギリギリでご都合主義と思えないところに落ち着けた、という印象。原作連載中の中で、うまく処理したんじゃないだろうか。直哉の過去とか、気になる箇所はあるが、これは仕方なし。
話題作、とか、そういう方向には行かないと思うものの、丁寧に作られた佳作。そんな風に思う。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

「私とデートをしてくれ」 直哉とアスタロッテ、二人だけの時間。そして、留守番の明日葉の元には、メルチェリーダが……。それぞれ、ユグヴァルランドで最後の思い出を作り……
前回、異物排除の関係で、言葉による意思の疎通すらできなくなってきていたような……
という部分はあまり突っ込んじゃダメ、だよね?(苦笑)
ともかく、Aパートは、二組の思い出作り、別れへ……という話。
第1話の時点では徹底的な男嫌いであったアスタロッテが、直哉との交流により、それを払拭し、思いを伝えるように。それに対し、直哉もまた、自分がアスタロッテをどういう風に見ていたのか、などを自覚する。
一方、いつもアスタロッテの(文字通り)姉のようにしていた明日葉は、母に甘える、というかけがえのない時間を。
両方のキャラクターが、それぞれ積み重ねられているからこその、場面だったんじゃないかと思う。
そして、直哉と明日葉は、元の世界へ。
Bパートは、それからしばらく時間が経過したのちの話。
また、アスタロッテたちに会いたい、なんていうのは思っても、それができない日々。しかし、そんなとき、ユグヴァルランドにおいた携帯、ユグヴァルランドから持ち帰った世界中の苗を使って通信ができることが判明。
異世界へ行き、元の世界へ……
この流れは、『DOG DAYS』と同じなんだけど、両者が再会できるように、という流れについては、この作品のほうが巧く処理したな、という感じがする。おいてきた携帯だって「異物」じゃないの? とか、微妙に設定の甘さも感じるんだけど、賢者であるイニが何とかしたのかな? とか、納得できる部分もあるし。何より、初期に、携帯でやり取りできる、なんていうのが伏線として生きていたと思う。
そして、世界樹を通した両者の交流も、イニの研究により、いよいよ完成。
直哉とアスタロッテ、明日葉は、無事再会を。
この手の話では、非常にベタだけど、きれいにまとまった、と思う。
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総括
まず、この作品に関しては、アスタロッテ、明日葉という二人が非常に魅力的だ、というところに言及すべきだと思う。
言葉の上では、素直になれないけれども、純粋に皆のことを考え、やさしいアスタロッテ。異世界から来て、純粋なようだけど、周囲をちゃんと見ていて、素直になれないアスタロッテをしっかりと引っ張る明日葉。両者が、実は姉妹だ、というのはあとで判明するんだけど、そうでなくてもしっかりと家族として、姉妹としてすごす様、というのがほほえましかった。しかも、その両者のやり取りを通して、アスタロッテも、明日葉も、ちゃんと成長をしている、というのが感じられるから余計に。そのあたりを丁寧に描いていた、と思う。
個々のエピソードに関して言えば、悪人がおらず、ある程度、こうなるのだろう、というので予測できてしまうものも多かったのだけど、終わってみると、それを通して、何が描きたかったのかが伝わってくるので、これで良いのだと思う
上の感想でも何度か書いているけど、細かく見ると、色々と設定の甘さを感じるところはある。
でも、伏線とか、そういうのもあって、ギリギリでご都合主義と思えないところに落ち着けた、という印象。原作連載中の中で、うまく処理したんじゃないだろうか。直哉の過去とか、気になる箇所はあるが、これは仕方なし。
話題作、とか、そういう方向には行かないと思うものの、丁寧に作られた佳作。そんな風に思う。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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http://vnr2034.blog133.fc2.com/blog-entry-1069.html
http://28903894.at.webry.info/201106/article_63.html
http://animetureduregusa.blog65.fc2.com/blog-entry-1030.html
http://angel-teruteru.at.webry.info/201106/article_74.html
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