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(書評)生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5

著者:葵せきな

生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5
(2011/06/18)
葵 せきな

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「生徒会」シリーズ番外編第5弾。
なんか、今回は、いつになく1つの編が長かったような。というか、3編目の『これだから~(by枯野恭一郎』に関しては、実質的に、短編を3つ組み合わせた、と言う形だし。
とりあえず、ギャグとして楽しかったのは、『一年C組の流儀』。
前巻、『水際』において、真冬のクラスメイトたちが、全員、揃いも揃って真冬のストーカーである、という衝撃的(?)な事実が判明したわけだけど、今回は、そのストーキングの模様が。クラス36人、全員がそれぞれ、しっかりと役割分担をして「スマートな」ストーキングって、あんたら仲良いな!(笑) 相手にばれないように、と、クラスメイトでラーメン屋の行列っぽいこととか、色々と無理がありすぎる。しかも、密かに真冬を守っているとか、なんか、こんなシークレットサービスのネタ、どっかで見たことがあるような……。
ただ、今巻、最大の見所は、表紙にもなっている宇宙巡のエピソード『二年B組の進級~動乱の章~』だと思う。
実は、杉崎に、というのはずっと前から描かれていたわけだけど、杉崎をマネージャーに強行指名する、という話。
強行指名したは良いものの、そこから、どう距離を縮めればわからない。そして、自分の仕事は一生懸命こなそうとする杉崎。当然、ギャグ多めではあるものの、なんか、色々とこそばゆい感じ。そして、トラブルが起きて、の、ラストシーンは、そんな巡の気持ちが少しは報われた……と思って……
お前は何をしているのかな~? というオチ。
色々とひどかった。
正直、前巻に続いて、色々と消化不良な感じはある。ネタ切れ的というか。
また、本編があと1冊で完結。そして、気づいてみれば、この番外編シリーズもあと2冊ということで、これまでネタとして入れてきた諸々の要素からまとめに入ったような感じも強く受ける。とりあえず、この巻を入れて14作にもなるシリーズ。どうまとめるのか? という点に注目だろうか。

No.2616

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