「故郷へ……」
匡平、詩緒らの前に現われた詩緒と同じ顔を持つ隻。その挑発もあって、住宅街のど真ん中で、案山子同士の争いが始まってしまう……
ということで、Aパートは詩緒と、同じ顔の隻による案山子の争い。
前回、「ずっと同じ場所に住んでいたら、この戦いが目撃できたのに!」とか、元地元民的な発言をしたけど、普通に大混乱に陥っていたので、引っ越して正解だったかも、と認識を新たに(阿呆)
顔は同じでも、実力には全くの違いが詩緒と相手の隻。
一本調子な攻撃を仕掛けるのみの詩緒、玖吼理。当然、そんな攻撃が通用するわけも無く、玖吼理は傷つき、追い詰められていく。
しかし、逃げ場を失ったそのとき……
相手の電撃を吸収し、そのまま返すという反撃が炸裂する……
戦いの描写だけに、物語として、というのは難しいのだけど、玖吼理によって相手が沈黙したときに現われた勾史朗の、「その辺りは、詩緒と同じ」という台詞。確かに、戦い方とか、そういうところでは経験の差などを感じるものの、性格的な部分では共通している、と感じる。
それだけに、余計に、両者の関係がなぞめいている、ともいえるんだが……Bパートのラストシーンとあわせて、その辺りがやはり鍵になるんだな、と思わされる描写だった。
……ちなみに、今回、傷ついた玖吼理が隠れた森は石神井公園で、詩緒と同じ顔の隻が見下していた階段は、住宅街から三宝寺池にせり出した厳島神社を繋ぐ階段だと思う。
そして、Bパートでは、その戦いで傷ついた玖吼理の修理ということもあり、匡平らの故郷・空守村へ向かう、ということに……
匡平、詩緒だけでなく、日々乃も一緒に、とか、そういうところで意外な部分もあったけど、匡平らのパート以上に、ラストの、日向でのやりとりが印象に残る。
母親の胎内にいたときに、案山子と感応したという「吉兆」が桐生らにはあるらしい。
そして、日向が、桐生を預かり、育てた、ということも事実のよう。でも、その育て方というのは、蔵に閉じ込め、周囲に気付かれないように、という桐生本人にとっても地獄のような形で。桐生を、隠して育てる理由っていうのは不明だし、そもそも、日向の当主が、桐生のことを認めていない、というのも謎。
アマテラス、なる案山子を動かす、というのが目的とはいえ、なぜ認めてもいない桐生を引き取り、育てる必要があるのか、となるとどうしても疑問に感じてしまう。「隻」そのものは、勾史朗をはじめとして、日向にいるだろう、ということになるわけで……
それとも、「隻」というのは、天性の資質のようなものがあって、それが認められた赤ん坊が、日向、枸雅に引き取られる血縁関係のない家、ということなのだろうか?
どちらにしても謎だ。
とはいえ、今回、久羽子の父が玖吼理らの戦いを目撃し、しかも、その最中、匡平らが怪しい動きをしている、というのを確認してしまう。
前回の久羽子ともども、やっぱり、色々と面倒くさい相手になったなぁ……と実感。
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