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神様ドォルズ・第7話

「追憶の肖像」

幼い頃から、残虐な仕打ちをしてきたことで、隻の資格を剥奪された阿幾。そして、新たに隻となった篤史は、阿幾への嫌がらせを繰り返す。そんなとき、現われたのは、村の学校の、新任教師として赴任した千波野……

物語も折り返しに来て、ついに、ここまで匡平の過去に付きまとっていた「先生」の正体に。
少年時代の阿幾と匡平、そして、先生の微妙な関係。
そういうものは、感じたのだが、何だろう、このすっきりとしない感覚は。

新任教師として、熱意がある千波野。村ではタブーとされている阿幾にも普通に接し、そして、その心を解きほぐしていく千波野に、少しずつ匡平は心引かれていく。
しかし、村での絶対権力者である隻・篤史は、阿幾を守り、自らを邪魔した千波野に嫌がらせを。
少しずつ追い詰められていく中、千波野の心に入っていたのは阿幾……。

上に、「すっきりとしない感覚」と書いたのだけど、改めて、今回、どこがわかって、どこがわからないのか、ということを考えるとどこが引っかかったのかな、というのに気付いた。
はっきりとわかったこと、というのは村の歪みと、匡平の心の傷とも言うべきもの。
村の歪み、というのは、当然、隻が絶対権力者であり、第三者には口出しすらできない。いや、それどころか、口出しをした側が悪とされてしまう。明らかに、それは、という感じだし、その中で培われた阿幾の諦観というのもわかる気がする。
一方で、匡平は、隻という、最も権力のある立場にいて、千波野を守れる立場でもあった。しかし、同じ一族、しかも、年上である篤史に遠慮をしてしまい、何も出来なかった。「隻じゃなければ、何もできないのか?」という阿幾の言葉があったけど、まさしく、それを体現してしまった、というのは大きな傷になる。しかも、初恋の相手である千波野の心が阿幾に行った結果……となれば。

この辺り、特に、「先生」という言葉で激昂してしまう匡平の背景ははっきりとわかった。
でも、一方で、千波野を守ろうとして起こった悲劇という意味では、後にその原因とかも知らされたわけだから、匡平が阿幾を拒む理由というのがないような気がする(仮に恋敵と見ていたとしても)
また、阿幾が何をしようとしていたのか? しかも、先生のことで挑発をしてまで、という理由がわからない。この辺りを知っているからこそ、匡平が嫌っているんじゃないか、という風に思うし……。

色々と背景がわかったのは間違いない。
でも、それでますます混迷に入ったような気もする。

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