神様ドォルズ・第8話
- 24, 2011 21:00
- アニメ感想・神様ドォルズ(完結)
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「神様の役割」
玖吼理の修理も終わり、東京へと戻った匡平たち。戻った史場家では、おじさんの友人がペンションを作ったという。海に行きたい、という詩緒の要望もあり、ペンションへと向かうが、生憎の台風で……
なんか、今回は、AパートとBパートで別々のエピソードのようで、けれども、実はゆったりと繋がっていて、という不思議な構成。
Aパートは、台風の中、玖吼理が大活躍する、という話。
倒れてきた木につぶされそうになったオーナーを救出。風雨の中、重い自家発電器を運搬。しかも、途中、風に飛ばされた看板が直撃しそうになった日々乃も助ける。
以前に、案山子の役割として、土木工事とかに使われていたという描写があったけど、それを体現したようなエピソードだった。
ただ、いくら強い台風だからといって……
あれだけ派手に雨漏りするのは、手抜き工事か何かじゃないのか? と心配になってしまう。
……始めたばかり、みたいなニュアンスだったから余計に……
そして、Bパートでは、図書館に行った日々乃と詩緒が、阿幾に遭遇する話。
村で、匡平、阿幾らの過去を聞いた日々乃。しかし、周囲が憎いなら、一人で行動できるはず。なぜ、匡平にそこまで執着するのか、ということを問う。
その答えは……
「匡平の奥底には、黒くて巨大なものが眠っているから」
前回、一通りの出来事は説明されたけど……と書いたけど、今回、その一部により、踏み込んだ、ということになるんだろう。久羽子の家の前での挑発とか、そういうのも、その狙いがあり、ある程度は成功した、ということになるのだろうし。
そして、そこに現われた詩緒との戦い。
案山子は、何のためにあるのか? ということに、阿幾が言ったのは、
「殺したり、壊したりするだけ。なぜなら、人の心によって成り立っているものだから」
ここは、前回、過去について語られただけに説得力があるな。篤史という、その力に溺れて傲慢に振舞った存在がいる。そんな存在を、案山子を使って葬った自分……。そういう経験をすれば、となるのは当然だろうし。
ついでに言えば、詩緒が言った「人助けとか、良いことのために」なんていうのは、立場によって簡単に入れ替わってしまうものだと考えれば余計に。
今回の、Aパートのエピソードは、タイミングとかから考えても、物語の順番を入れ替えたんじゃないか、と感じるところがあったんだけど、タイトルの「神様の役割」を考えるのには効果的になっていたと思う。
それにしても、再び勾史朗らが上京し、匡平らを久羽子の父がマークして……
ますますにぎやかなことになってきたなぁ……。久羽子の父は、作品の中心となる匡平らの前に現われることなく、しかし、かなり情報を掴んできているだけに、次回、接触したときにどうなるのか楽しみ。
それはそれとして……
今回の図書館は、どこの図書館がモデルだろう? 独特のデザインなんで、モデルはあると思う。
とりあえず、阿幾(久羽子)の家の最寄である石神井図書館でないことは間違いないのだが。
西武新宿線沿いのどこか、かな?

玖吼理の修理も終わり、東京へと戻った匡平たち。戻った史場家では、おじさんの友人がペンションを作ったという。海に行きたい、という詩緒の要望もあり、ペンションへと向かうが、生憎の台風で……
なんか、今回は、AパートとBパートで別々のエピソードのようで、けれども、実はゆったりと繋がっていて、という不思議な構成。
Aパートは、台風の中、玖吼理が大活躍する、という話。
倒れてきた木につぶされそうになったオーナーを救出。風雨の中、重い自家発電器を運搬。しかも、途中、風に飛ばされた看板が直撃しそうになった日々乃も助ける。
以前に、案山子の役割として、土木工事とかに使われていたという描写があったけど、それを体現したようなエピソードだった。
ただ、いくら強い台風だからといって……
あれだけ派手に雨漏りするのは、手抜き工事か何かじゃないのか? と心配になってしまう。
……始めたばかり、みたいなニュアンスだったから余計に……
そして、Bパートでは、図書館に行った日々乃と詩緒が、阿幾に遭遇する話。
村で、匡平、阿幾らの過去を聞いた日々乃。しかし、周囲が憎いなら、一人で行動できるはず。なぜ、匡平にそこまで執着するのか、ということを問う。
その答えは……
「匡平の奥底には、黒くて巨大なものが眠っているから」
前回、一通りの出来事は説明されたけど……と書いたけど、今回、その一部により、踏み込んだ、ということになるんだろう。久羽子の家の前での挑発とか、そういうのも、その狙いがあり、ある程度は成功した、ということになるのだろうし。
そして、そこに現われた詩緒との戦い。
案山子は、何のためにあるのか? ということに、阿幾が言ったのは、
「殺したり、壊したりするだけ。なぜなら、人の心によって成り立っているものだから」
ここは、前回、過去について語られただけに説得力があるな。篤史という、その力に溺れて傲慢に振舞った存在がいる。そんな存在を、案山子を使って葬った自分……。そういう経験をすれば、となるのは当然だろうし。
ついでに言えば、詩緒が言った「人助けとか、良いことのために」なんていうのは、立場によって簡単に入れ替わってしまうものだと考えれば余計に。
今回の、Aパートのエピソードは、タイミングとかから考えても、物語の順番を入れ替えたんじゃないか、と感じるところがあったんだけど、タイトルの「神様の役割」を考えるのには効果的になっていたと思う。
それにしても、再び勾史朗らが上京し、匡平らを久羽子の父がマークして……
ますますにぎやかなことになってきたなぁ……。久羽子の父は、作品の中心となる匡平らの前に現われることなく、しかし、かなり情報を掴んできているだけに、次回、接触したときにどうなるのか楽しみ。
それはそれとして……
今回の図書館は、どこの図書館がモデルだろう? 独特のデザインなんで、モデルはあると思う。
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西武新宿線沿いのどこか、かな?
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- 2011.08.25 (Thu) 10:25 | 所詮、すべては戯言なんだよ
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- 神様ドォルズ「第8話 神様の役割」/ブログのエントリ
- 神様ドォルズ「第8話 神様の役割」に関するブログのエントリページです。
- 2011.08.25 (Thu) 10:52 | anilog
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- 神様ドォルズ 第8話「神様の役割」
- 詩緒ちゃんの笑顔が引きつって不気味な笑みになっとるw
- 2011.08.25 (Thu) 21:16 | 時は零から
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