著者:魁
いつもどおりに恭也を死の危機から救った……はずが、大怪我をさせてしまったキョウ。入院生活を始めた恭也は、そこに死神たちがいることに気付く。そんな中、入院患者である泪と出会って……
新キャラ大量投入(笑) そして、小桃の出番が少ない……(笑)
物語の展開そのものは、ある意味、これまでと同じようなパターン。前半、というか、物語の半分以上は恭也とキョウ、その他の面々によるドタバタコメディ。今回は、その新キャラである泪の、恭也へのアタック、自分の身体への自虐、そして、最終的にはキョウが一刀両断……。ある程度、パターンが決まっているのではあるが、これは一種の形式美という形で良いんじゃないかと思う。
そんな中で、少しずつ出てくる不穏な雰囲気。
病院の中で起こる変事。本来、死ぬはずのない人間が死んでいる。これは明らかに、死神の仕業。そして、それを行っているのは……
この部分についても、ある程度、予測は出来るんだけど、ここはサプライズというよりも、今後の物語への示唆として考えるべきなんだろう。恭也の「命を守る」ことを考えているキョウ。そのために、恭也の婚約者として、一つ屋根の下にいるわけだけど、もし、「そのとき」が来たときにどうするのか? 今回、その変事を起こしていた犯人というのは、恭也とキョウの関係と近いところがあったわけだから……。そういう部分で、今後、どう物語を締めていくのか、というのを考えさせられた。
という風に書いて、終わりにしたいところだったんだけど、そんな最後の最後に、まさかの人物登場(ネタバレを避けようとしたおかげで、抽象的な表現ばかりですまん) これ、どう繋げる気?
と、色々と気になる本編ラストだった。
んでもって、オマケ短編の『おネギのキョウ』は……
そのシーンを想像するのはかまわないよね? ね? ね?(ぉぃ)
No.2672

![]() | 死神のキョウ5 (一迅社文庫) (2011/06/18) 魁 商品詳細を見る |
いつもどおりに恭也を死の危機から救った……はずが、大怪我をさせてしまったキョウ。入院生活を始めた恭也は、そこに死神たちがいることに気付く。そんな中、入院患者である泪と出会って……
新キャラ大量投入(笑) そして、小桃の出番が少ない……(笑)
物語の展開そのものは、ある意味、これまでと同じようなパターン。前半、というか、物語の半分以上は恭也とキョウ、その他の面々によるドタバタコメディ。今回は、その新キャラである泪の、恭也へのアタック、自分の身体への自虐、そして、最終的にはキョウが一刀両断……。ある程度、パターンが決まっているのではあるが、これは一種の形式美という形で良いんじゃないかと思う。
そんな中で、少しずつ出てくる不穏な雰囲気。
病院の中で起こる変事。本来、死ぬはずのない人間が死んでいる。これは明らかに、死神の仕業。そして、それを行っているのは……
この部分についても、ある程度、予測は出来るんだけど、ここはサプライズというよりも、今後の物語への示唆として考えるべきなんだろう。恭也の「命を守る」ことを考えているキョウ。そのために、恭也の婚約者として、一つ屋根の下にいるわけだけど、もし、「そのとき」が来たときにどうするのか? 今回、その変事を起こしていた犯人というのは、恭也とキョウの関係と近いところがあったわけだから……。そういう部分で、今後、どう物語を締めていくのか、というのを考えさせられた。
という風に書いて、終わりにしたいところだったんだけど、そんな最後の最後に、まさかの人物登場(ネタバレを避けようとしたおかげで、抽象的な表現ばかりですまん) これ、どう繋げる気?
と、色々と気になる本編ラストだった。
んでもって、オマケ短編の『おネギのキョウ』は……
そのシーンを想像するのはかまわないよね? ね? ね?(ぉぃ)
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