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(書評)獣吾ドキドキプロジェクト!

著者:阿智太郎

獣吾ドキドキプロジェクト! (電撃文庫)獣吾ドキドキプロジェクト! (電撃文庫)
(2011/02/10)
阿智 太郎

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ケンカでは誰にも負けない雲南高校の「獣」こと、梶山獣吾。周囲に恐れられる彼には、致命的な弱点があった。それは、極度にエロ耐性がない、ということ。そんな彼の元に、28世紀の、地球の危機を救うため、極端にエロ耐性のない大統領の前世・獣吾を鍛えるため、最強のセクシーアンドロイド・マイラが送り込まれる……
という風に書くと、マイラがエロいことをして、獣吾が悶絶して……みたいに予想するのだけど、タイムスリップの影響によって幼女化していて、その姿で獣吾を苦しめるというわけにはならなかった。……というか、幼女化はそれはそれで需要がありそうなのだが(ぉぃ)
あとがきで著者は、「これまでにない、元気で豪快な主人公」「これまでにないエロ展開」というのをコンセプトにした、という風に書いている。
申し訳ない! 著者の言葉とは裏腹に(良い意味で)いつもどおりの著者の作品だと思いました。
基本的に、エロ耐性が極端にない主人公が、エロに関する問題に直面する。そして、幼女化して思考能力も低くなったマイラの特訓に振り回されながらも、何とか問題を解決。というのが続く。ある意味、展開のパターンもオチも読めるのだけど、それが凄く安心感に繋がっているように思う。
とりあえず、読んでいて一番、印象に残ったキャラについてでも書いてみる。
小林先生。
なんか、色々な意味で残念なことになっていて笑った。この作品に出てきて、獣吾と対立する存在に、ということで、セクシー系の女教師。しかも、それで男子生徒を誘惑して物凄い量の課題を出す、という存在。
この時点で、既に人格的に破綻しているのだけど、そういうキャラだけに扱いも酷い(笑) これでもか、というくらいにプライドをずたずたにされ、明らかに間違った進路をとってしまうからなぁ……。登場時はともかく、最終的には扱いが酷すぎて哀れさだけが残った。というか、このキャラ、出たときは、こちらも未来から送り込まれた存在ではないか、とか思ったのに……。
本当、いつもどおり、かる~く読んで楽しめる阿智作品だった。

No.2701

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