シゴフミ・第12話

「シゴフミ」

父・キラメキを告訴して半月。夏香は文歌の確かな変化を感じ取る。しかし、世間の文歌への好奇の目は強まっていき…。

いよいよ最終回…ということなんだけど、まず一言言わせて。
綺麗さんだっけ? あんた、何しに出てきたの?
いや、物語として、周囲の好奇の目にさらされ、追い詰められていた文歌をさらに突き落とす役割を果たしていた、というのは間違いないわけだけど…。本当に、それだけだからね…。前回の最後でちょっと顔を出して、今回、いきなり「ちょっと経験してみたかっただけ」と言い残して去っていく…。インパクトはあるんだけど、パズルの1ピースとしての役割以上が感じられなくて残念。キラメキも何だけど、それ以上に、人物として血が通っていないような感じがしてしまったんだよな…。

ともかく、物語としては、この作品らしく、容赦のない展開の連続。
文歌に対する「好奇の目」という名の悪意。頼りにすべきだった母親の無責任さ。そして、自分が住んでいる夏香の家に対して引け目を感じるし、また、夏香の要に対する想いに対する自責の念…。
残り数分ってところまで、ひたすらに追い詰めるからね…。やっぱり容赦ないわ、この作品って感じになるんだけど(笑)

ただ…うーん…
なんていうか、フミカが文歌の弱さによって生み出される人格…っつーのは良いんだけど、やっぱり、ちょっと急展開かな? と。文歌に対するある種の苛立ちを抱えていた夏香が、考えを改める辺りも含めて。
というか、最終回、フミカと文歌が争って、二人が同じ髪型になって、初めて、「ああ、確かに二人とも同じなんだな」ってのを感じた。入院しているところとか、前回までのおかっぱ頭じゃない文歌だとかなり雰囲気違うと思うんだがどーよ? 勿論、髪色の違いもあって。
…いや、やっぱり人間、髪型が印象に与える影響が大きい、ってことか?(どういう締めなんだか…)

総括
個人的に、小説の第1巻だけ読んでいた、という微妙な状況で始まったこの作品なんだけど、やっぱり小説とは全く違う作品となっていたようですな。あちらは、道具立ての異なった『しにがみのバラッド。』的な部分が多かったわけだし(もっとも、本作でもそういう話はあったけどね)、作品としては、美川文歌、フミカの存在そのものを問う作品がアニメ、彼女はあくまでも脇役で、というのが小説という感じだったのかな、と。
内容に関していえば…「容赦ねぇ」。放送中止になってみたり、はたまた何度となく演出の変更があったり…。そして、その内容についても、「全く救いのない」イジメの話だったりとか、かなりキツいのは確か。ただ、ある意味じゃ、それが現実と言う風にも思う。少なくとも、変な形ですぐに丸く収まるようなものよりはよっぽど好感を持ってる。
聞くところによると、監督が「こういう作品、前にもあったよな」と困惑したなんていうように、実際、この作品ならではの特色を出すのは苦労したのだろうと思う。その結果が、この容赦のない物語なのかな? とも。そういう部分では印象に残ったし、また、そこにリアリティを感じるところもあった。ただ、全体を通してのテーマ性としては、やはり独自色を出し切れなかったかな? と言うように思う。
とは言え、しっかりと3ヶ月、楽しめたんだけどね。スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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(2008/03/26)
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