FC2ブログ

(書評)ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様の件

著者:野村美月

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫)ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫)
(2012/02/29)
野村 美月

商品詳細を見る


「グリンダ・ドイルを廃業する」 そんな手紙を残し、万能の天才・グリンダは失踪した。しかし、彼女は、同盟国の王族の家庭教師として派遣されることが決定していた。このままでは、国際問題に!! そこで白羽の矢が立ったのが、僕・シャール。グリンダの双子の弟。天才の姉とは違って、ただの浪人生。しかも、男。それなのに、女装をさせられて……
『文学少女』シリーズとか、『ヒカルが地球にいたころ……』シリーズとはまったく違う、シンプルなドタバタコメディと取れば良いのかな?
基本的に今回のエピソードについては、はっきり言って、そんなに突飛なものがあるわけではなく、また、なかせるような心理描写があるわけでもない。冒頭に書いたように、天才・グリンダの身代わりとして女装をさせられ、同盟国の王族の家庭教師に。天才ということで多くの集まったりする中、何とかバレないようにと奮闘する。その中で、王子、王女たちと信頼関係を築いていく、という話。まぁ、天才という理由で、何かよくわからないうちに、トップクラスの騎士と武術対決させられたり、なぜか男に混じってマラソン大会に出場したり……と、ツッコミの多い展開。勿論、ご都合主義で、それが上手くいくのも。
まぁ、このシリーズのキャラは……基本的に、残念な人々ばかり。主人公であるシャールもさることながら、なぜかメイド服の王女とか、はたまた最強の騎士・ギルマーや、やおい作家のアニスとか……何だかなぁ、という面々ばかり。てか、この世界でもやおい作家っているんだ……。そういや、第一王子の竜樹も微妙に残念ではあるよな……とか思ったり。そんな感じなので、あまりシリアスに考えずに読むべき作品だと思う。まぁ、安定して読めるけど、凄く面白い、という感じではなかったかな、というのが素直な感想。折角の女装キャラなのに、それを活かしたお色気シーンとかがないのは一体、どういうことじゃい!!(ちょっと待て)
ただ、失踪した姉・グリンダの影が現れてみたりとか、そういう意味で、続編以降で少しは変わる部分があるのかも。その辺りは注目かも。城の中に現れてみたりとか、そういうところで近いところにいるっていうのは間違いないわけだし。そうは言っても、ギャグメインではあるだろうな、とも思うが。

No.2900

にほんブログ村 本ブログへ




スポンサーサイト



COMMENT 0