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琴浦さん・第2話

「初めての……」

真鍋くんと出会い、戸惑いながらも、これまでにない学園生活を始めた春香。そんな春香を見る者が二人……

このエロスが!!
それ、きめ台詞なの?(笑)
まぁ、瞬時にエロ妄想が出来る、というのは確かに超能力だと思う。文字通り、琴浦さんに対してのセクハラ以外の意味を持たない能力ではあるけど。

ともかく、今回は、御船百合子が現れて、ESP研に誘う。
その一方で、真鍋くんに思いを寄せる森島さんが、琴浦さんへイジメを開始する、という話。

話の流れとか、そういうのがなかなか上手いな、と思う。
前回のエピソードで、初めて、心を読む能力を持っている自分を真鍋くんが受け入れてくれた。そして、さらに自分のことを受け入れてくれる人々にも……
ところが、森島さんにとっては、それがますます気に食わない。
まぁ、このすれ違いっていうのが、そもそも「真鍋くん」というのを対照にしているから、というのがあるわけだけど、幸せになれば嫉妬される。潰してやりたいと思う。その辺り凄く説得力がある。
しかも、こう言っては何だけど、第1話で、クラスメイトを突き放すような行動とか、そういうのを取っているから、って言うような伏線もあるから余計に。
ギャグっぽい作品として、ではなく、ストーリーで見せる作品として良いと思う。

ただ、今回、見ていて感じたのは、琴浦さんの相手の心を読む能力、というのはどの程度なのだろうか? ということ。

つまり、今回、御船がESP研に琴浦さんを誘うために、自分の親のこととかを思い出す、とあるわけだけど……
これって作為ってわけだよね。
その作為っていう部分が伝わらないのかな? と思う。この作品において、琴浦さんがなぜ、周囲から疎まれていたのか、というと、表に出す言葉はウソだ、とか、そういうのがバレてしまうから、という点が大きいはず。そう考えると……となる。
この辺り、上手く説明をつけて欲しいな、と思う。

琴浦さん1 (マイクロマガジン☆コミックス)琴浦さん1 (マイクロマガジン☆コミックス)
(2010/07/30)
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  •  琴浦さん #2
  • 琴浦さんがESP研究会に入部するお話でした。これまで孤独に苦しんできた琴浦さんでしたが、真鍋と出会ったことで救われました。そんな琴浦さんの前に、突然上級生の御舟百
  • 2013.01.22 (Tue) 18:30 | 日々の記録