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(書評)きわめて忍極2

著者:阿智太郎

きわめて忍極(2) (電撃文庫)きわめて忍極(2) (電撃文庫)
(2013/03/09)
阿智太郎

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ひょんなことから、あらゆる忍術を記した書を中途半端に見てしまったカケル。その秘密がバレないように、戸隠忍であるすずりと恋人を装っている日々。伊賀忍である芽瑠雛にもからかわれながらの落ち着かない日々。そんな中、伊賀の上忍が何者かに襲われる、という事件が起きて……
シリーズ第2作。
伊賀の上忍が襲われる『オトギの巻』が全体の6割くらいの分量を占め、期末試験の試験勉強をする『期末試験の巻』と、カケルがゲームである少年と知り合う『バトフレの巻』が、それぞれ2割くらいの分量の連作短編という形になっている。
まぁ、相変わらずだよね、という感じ(笑) 伊賀の上忍が襲われる、という事件の中でも相変わらずの三人の関係。まぁ、芽瑠雛を守るために現れた伊賀忍たちのおかげでマッチョ率があがったと嘆くとか、そういう程度だし、芽瑠雛の方は芽瑠雛の方で、エステを優先させ、挙句にカケルとデートして……と、緊張感のかけらもないからなぁ……
思い切りギャグに走った、というわけでもなく、かといってシリアスとも言えない。良くも悪くも、著者らしく小粒にまとまっている印象。
その中で、今巻は「風魔」という敵が現れた、というのが見所だろう。『オトギの巻』だけでなく……だし。史実でも、最終的に犯罪者に身を落とした風魔だけど、それをどういう活かしていくのか、っていうところが、次巻の見所、だろうか?
てか、雰囲気的に次巻で完結とかじゃないよね? とちょっと心配になった。

No.3157

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