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(書評)赤村崎葵子の分析はデタラメ 続

著者:十階堂一系

赤村崎葵子の分析はデタラメ 続 (電撃文庫)赤村崎葵子の分析はデタラメ 続 (電撃文庫)
(2013/09/10)
十階堂一系

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局地的人気の分析部が帰ってきた! あらゆる事象を勝手に分析し、余人には想像の出来ない結論を導き出す。そんな活動を描いたシリーズ第2作。
てなわけで、シリーズ第2作。うーん……。第1巻となんか、感想が近くて、どう描き分けたものか(笑)
前作でもそうだったのだけど、物語の形がしっかりとしているだけに、純粋にパターンそのものを楽しむことが出来る。テニス部の制服を盗んだ、と疑われてなぜかテニス対決をすることになる1編目。迷子についての奇妙な出来事を調べる2編目。裸のままのりんごを見舞いの品として持ってきた少女の真意を探る3編目……と続いていく。
色々な物言いから、葵子が「真相はこうだ!」と言うのだけど、タイトルの通り、それは大間違い。それを前提に、明らかな偏見があったり、はたまた、物事についての屁理屈あり……というのは楽しい。今回は、ただ謎を解く、というだけでなくて、テニスだったり、祭だったり、と動きのある形が多く、それだけに葵子の行動が突っ込みどころだらけだったりするのが強調されている。その上での、各編の最後、葵子のルームメイトである三雫が、本当の真相を、という結論も安定感を感じさせてくれる。本当、そういうところのつくりがしっかりしているのは最大の長所だろう。
ただ……前巻もそうなのだが、メインキャラクターそのものの過去とか、そういうが出てくると微妙に感じてしまう。前巻では葵子だけど、本作は主人公・十希男。最後はちゃんと救いのある形で終わるのは良いのだが……前巻でこういう設定あったっけ? ちょっと記憶になくて、あれ? という感じに。しかも、個人的に、前半の、ある意味、バカバカしいやり取りのほうが好みだったので、そこから外れてしまう戸惑いも含めて、ちょっと後半が微妙に感じてしまう。
さらに続きがあるのかどうかはわからないけど、シリアスなしで、純粋に葵子のバカバカしい分析メインでやってほしい……と思うのは私だけ?

No.3305

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COMMENT 2

-  2013, 12. 16 [Mon] 16:49

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たこやき  2013, 12. 21 [Sat] 19:18

遠藤さんへ

はじめまして。リンクしていただき、ありがとうございます。

私は基本的に、休日は読書、競馬、アニメ鑑賞などをしているのですが、暇潰しの方法というのも色々とありますよね。何か面白そうなものがありましたら、参考にさせていただきますね。
そして、私の方からもリンクさせていただきますね。

よろしくお願いいたします。

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