世界征服 謀略のズヴィズダー・第９話

「湯煙仮面武闘会」

同じバスで同じ温泉へと向かう明日汰と蓮華。どちらも「偶然」、同じ温泉宿での慰安旅行だという。そんな二人がたどり着いた温泉宿は「仮面の湯」……

また仮面か！！
この作品、こういうネタが好きだよな～。

まぁ、前回はかなりシリアスに展開していたわけだけど、今回は、シリアスな部分を含めつつも、色々なところにギャグも含めてくるというなかなかバランスが良い構成だったように思う。
なぜか「風呂好き」という設定のあるナターシャ。温泉宿に来たのに、入浴お断りの吾郎。さらに、自分が連華の憧れの存在といわれる美酒……。結構、ほっこりとした印象。それをさらに印象付けるのは、本来は敵同士なのに、個人レベルではむしろ仲の良い状態で会話をするドーヴァとホワイトロビン。しかし、それをイーグレットが見たことで……

ここに来て、一気に、両軍のメンバーが多いってことが判明。
吾郎たちと香織の関係とか、明日汰と美酒の関係とか、かなり近いっていうのは判明していたのだけど、今回、温泉宿の爺さんと婆さんが、どちらも敵同士とか見ると、本当に近い存在だとわかる。

そのような中で、互いが敵同士だとはっきりと証明された明日汰と美酒。
そして、それは連華の知るところに……
なんか、美酒の行動は、ドーヴァが明日汰と知っているから、とも思えるけど……やっぱり、どんどん人間関係が近くなり、その中での葛藤とか、そういうのがカギになることだけははっきりしたと思う。問題は、それをどう１つの物語としてまとめるのか、だよな……
明日汰の「親父から逃げた」とか、そういうのを見ると、父親を征服する、ってのが締めのようにも思うけど……
それだけでは物語としてのまとまりはどーなのか？　という漢字もするし。

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