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(書評)ものぐさ寝猫の怠惰な探偵帖

著者:舞阪洸

ものぐさ寝猫の怠惰な探偵帖 (ファミ通文庫)ものぐさ寝猫の怠惰な探偵帖 (ファミ通文庫)
(2014/02/28)
舞阪洸

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明治維新は起こらず、幕府がそのまま継続した現代日本。女ながらも、戦国最強と呼ばれた抜刀術の達人・夜見坂寝猫は、護衛として仕事をやりすぎた結果、武士免許を停止され、私立探偵をするよう命じられる。斬ること以外に興味が無い寝猫は、怠惰に時間をすごそうと考えるのだが、弟で死である愛市一夜が早速、依頼人を連れてきて……
てな、内容紹介がされているのだけど、江戸幕府が残っている、とか、そういうところはほとんど意味が無い。だって「武士」とか言うけど、現代で言う弁護士とかみたいな資格に過ぎない。しかも、道具とかどういうのも現代のソレと基本的に変わらないし。あまり、そこに意味があるとは言えない。
その上で、ひとつ言わせて貰うと……話、すすまねぇ~!!(笑)
この巻では、1話、2話という構成なのだけど……第1話は、最初の依頼人が来て、その依頼人に会う。で、その依頼人&メイドが酷かった、というだけ。第2話は、山間の温泉地でのトラブル解決に向かい、ライバルとの対決でそれを解決のつもりが……というもの。どちらも、粗筋を1行程度で書けるようなもの。その中で、それぞれのキャラクターの掛け合いがひたすらに繰り広げられる。まぁ、そこだけ取り上げれば西尾維新氏の「物語」シリーズっぽくも感じるんだけど、西尾氏の作品みたいなケレン味があるわけでもないし。まぁ、純粋なギャグ作品ということで良いのだろう。内容が特に……という感じになってしまう。
その上で言うと……
ぶっちゃけ、主人公である寝猫って「ものぐさ」でも何でもないような……。ちょっと面倒くさがり、みたいなところはあるにしても、そんな極端とか、そういう感じではないし、また、周囲の面々が酷すぎて普通のツッコミ役みたいな感じだし。
何も考えずに読むにはそれなりに楽しめるのだけど、何かが残る、とか、そういうのはなかった。

No.3407

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