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(書評)非公認魔法少女戦線 ほのかクリティカル

著者:奇水

非公認魔法少女戦線 ほのかクリティカル (電撃文庫)非公認魔法少女戦線 ほのかクリティカル (電撃文庫)
(2014/01/10)
奇水

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「非公認魔法少女」 それは、使命を果たしたあともなお、戦い続ける少女たち。高校生の琢磨は、恋人であるほのかが、その非公認魔法少女として戦っていることを知る。そして、そのような中、ほのかは、かつてのパートナーであるミゲルから3億円で闇に落ちた魔法世界を救う、という仕事を請け負う……
なんか、『魔法少女リリカルなのは』、『魔法少女まどか☆マギカ』辺りの影響か、やたらと殺伐とした魔法少女モノ増えたよね。本作も、そんな世界観。
基本的には、マスコット的な存在と共に敵と戦う「魔法少女」というものが存在する。彼女らは一定期間、魔法少女として戦い、そして、それが終わった後はそれぞれの道を歩む。そして、その中で、金銭などのため、戦い続けるのが「非公認魔法少女」。そんなとき、ほのかは闇に落ちた魔法世界の女王を救うために、同じく非公認魔法少女たちとともに戦いを挑む。
肉弾戦で戦う。ほのかが公認だったとき、最後まで魔法少女として戦い続けられたのはほのかだけ。ほのかが戦い続ける理由は、自分の妹と二人だけの暮らしを守るため。そして、そのために、生き残るために「何でもする」「何でもアリ」で戦うほのか……。そういう一種の残酷さなどを含んだ設定は魅力的。
……なんだけど、場面展開がめまぐるしい、というか、めまぐるしすぎるほどに行われる上に様々な設定を詰め込んでみた結果、純粋にわかりづらくなってしまっている。キャラクターも多く出てくるのだが、使い捨て状態のキャラクターが多いし……。ある意味、こういうダークな雰囲気を纏った魔法少女モノである『魔法少女育成計画』(遠藤浅蜊著)あたりを思い出すのだが、比較すると技術の差が強く感じられる。
正直、イマイチ。

No.3409

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