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(書評)俺のかーちゃんが17歳になった2

著者:弘前龍

俺のかーちゃんが17歳になった (2) (電撃文庫)俺のかーちゃんが17歳になった (2) (電撃文庫)
(2013/12/10)
弘前 龍

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「ワタシはキミと結婚したいと思っているのさ」 ばーちゃんと妹がいる前で、そんな爆弾発言をしたメー子。緊急家族会議が招集されつつも、どちらかと言うと好意的に受け止められるメー子の発言。しかし、そんなメー子の父は、「17歳教」にはいり、若返った少女と再婚しており、それが原因で距離を置く状態になっていて……
うーん……1巻に比べて中身が薄くなってしまった感がある。
著者のあとがきによると、1巻は、元々、短編として書かれた作品を長編へと直したものだという。ただ、どちらかと言うと、短編を引き伸ばしたというよりも、短編をいくつも重ねて長編の分量にした、という印象であった。そのため、かなり惜しみなく様々なネタを盛り込んでいたし、また、母親(と、祖母)が17歳に若返った、と言う部分以外はかなり現実的な話で固めていた。
が、今回は、その1巻で綴りきれなかった部分ということで、メー子の家の事情という1点がネタ。流石に、それだけでは苦しい、というのと、メー子の家の話に介入するきっかけとして、主人公が母親の芸能活動を支える個人事務所の社長就任という話になる。しかし、17歳で会社経営者、というが不可能と言うわけではないものの、かなり無理やりな方向に進んでしまった感じがある。しかも、そのメー子の家の話と、社長就任という2本のネタしかないため、どうにも薄い。挙句、会社立ち上げまでは良いとして、芸能事務所の社長になってから、っていうのがほとんど描かれないなら余計に。
ということで、メー子の父と、その妻の話、という部分がメインなのだけど、1巻に比べると中身が薄い。こういうと何だが、良くあるネタだし、しかも、17歳になった理由の部分については1巻とネタがかぶっているところもある。個人的に、1巻の内容が良かった、ということがあるだけに質が落ちたように感じる。比較の問題で。単独で見れば悪い作品じゃないんだけどね。
それはそれとして……
17歳教信者2人のユニット・やまとなでしこ!
……このユニットの1000秒ライブを会場で見たのは懐かしい思い出(笑)

No.3413

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