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(書評)はたらく魔王さま!10

著者:和ヶ原聡司

はたらく魔王さま! (10) (電撃文庫)はたらく魔王さま! (10) (電撃文庫)
(2013/12/10)
和ヶ原聡司

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恵美と芦屋を連れ戻すため、エンテ・イスラへとやってきた魔王と鈴乃。アルバートと合流し、皇都・蒼天蓋へと向かう。しかし、アシエスとの融合が出来なくなる魔王。結果、鈴乃から戦力外扱いをされてしまい……
ということで、エンテ・イスラ編完結。
9巻で綴られた、芦屋、恵美という両者の事情。しかし、両者は周囲の事情から戦わなければならない。そんな状況を打破できるのは……。まさに、そんなところから、なんだけど……
とにかく、これまでのエピソードの積み重ねっていうのが上手く機能していた、と感じる。互いのことをしっかりと知っている状況になっているからこそ通じる芦屋からの恵美へのメッセージ。「冷奴と茗荷」。何のこっちゃ、って感じではあるんだけど、でも、全く知らない相手にそれをどういうものか、と説明をすれば色々と恐怖を植えつける材料になるし、その上で意味もちゃんとある。その中での共通の希望が魔王! そこへと上手く持っていった感じ。
そして、その魔王の登場が格好良い! ……のか?
いや、タイミングとか、そういうところはまさにヒーロー! って感じではある。でも、そこへ向かうのが、スクーターに乗って、鉄パイプ振り回して、って……作中で書かれている通り、暴走族そのものだよ! しかも、乗っているのが改造バイクとかじゃないから妙にショボい、というオマケつきの。さらに、ここまでの天使と人間との違いとか、そういうのもある程度判明。なるほどね……。天使たちが下種とか、そういうのも、こういう形で説明されるのか、という感じ。この辺りは流石。
そして、最後の最後に、まさかのミキティだし(笑) 
とりあえず、ここのところ、物語の方向性が、比較的、冒険モノに振れていただけに地球へと戻ってきて、の日常エピソードに次は期待、かな? 恵美の就職活動とか、いかにも面白そうだし。

No.3419

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