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(書評)ヴァルキリーワークス3

著者:逢空万太

ヴァルキリーワークス 3 (GA文庫)ヴァルキリーワークス 3 (GA文庫)
(2014/01/15)
逢空 万太

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「私は……理樹殿が望むのでしたら、はしたなく喘いでも……」 理樹のもとに新たにやってきた戦乙女は、人間の頭へと変えてきた「白き駿馬」ロスヴァイセ。理樹と混浴しようとしたり、寝床に迫ったり、という彼女の行動にフェルスズは気が気でない。そんな中、理樹らを狙う者が現れ……
馬子さん、顔が人間になると一気に魅力的(?)な女性になるのね。これまでのエピソードでは、「顔が馬」というその一点においてボケ役にされていたわけだからなぁ。むしろ、このある意味、積極的なキャラというのは、理樹にとって歓迎すべき性格なんじゃなかろうか? 馬だけど(笑)
さて、そんな今回のエピソードだけど、今回は、これまでの神話とか、そういう部分はあまり感じなかった。中盤くらいまでは、冒頭に書いたような、隙あらば理樹を(性的な意味で)狙う馬子さんと、それを阻止せんとするフェルスズ。そんな中でクラスメイトからのお膳立てもあってのデート……と、まさに「ラブコメ」という展開。そして、そんな中で新たな敵が現れて……。そういう意味では、かなりストレートな展開になっていると思う。物語の着地のさせ方も。
その上で、2巻の結末部分で出てきたフェルスズは何者なのか? という謎が噴出。何か、他の方の感想を読んでいると「フェルスズは多分……」みたいなものをいくつか見かけたので、恐らく、神話とかに詳しい人には想像が出来るんだろう。残念ながら、私は、その辺りの知識がないので、素直に、それが明らかになるときを楽しみにしようと思う。
でも、ね……
やっぱり馬子さん、良いキャラだわ。いや、先の(性的な意味で)狙う積極性とか、そういうところじゃなくて、フェルスズが何者なのかわからない、みたいなところでの「あなたが何者だろうと、信頼できる」発言とか、そういうところが格好いいんだわ。
ということで、今回は完全に馬子さんに持っていかれた、と言う風に感じる。

No.3497

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