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(書評)はたらく魔王さま!11

著者:和ヶ原聡司

はたらく魔王さま! (11) (電撃文庫)はたらく魔王さま! (11) (電撃文庫)
(2014/05/10)
和ヶ原 聡司

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魔王らの尽力もあり、エンテ・イスラより帰還した恵美。しかし、長期にわたる無断欠勤の結果、恵美はそれまで勤めていたテレアポの仕事をクビになってしまう。しかも、そこに追い討ちをかけたのは、魔王からの救助費用の請求。その額は35万円! 悪魔に借金など! 恵美は、貯金を切り崩して一括返済し、新たな仕事を探すのだった……
なんていうか……こういうと何だけど……
「私が求めているのは、これじゃない!」
という感想を読みながらずっと覚えていた。
いや、冒頭の紹介文。これ、文庫についている粗筋とかを自分なりにアレンジして書いているのだけど、これだけを見ていると恵美の仕事探しがメインに思えるでしょ? というか、ここのところ数巻が、エンテ・イスラでの話ということもあって魔王がバイトしているシーンもなかったわけで、そういう意味でも、ここ数巻の分、バイトのエピソードが詰まっているものと期待していた。
なのに……
それが殆どないんだもの!! 恵美の仕事探し、と言っても、魔王の勤めるマグロナルドの店に面接に行ってアッサリと採用。そして、魔王の後輩として変な緊張感に包まれての仕事……というのがちょっとあるだけ。最終的に、魔王の店で、となるにしてももうちょっと就活のアレコレとかが欲しいと感じてしまうのだが……
で、そういうのがない分、物語はどんな感じなのか、というと……エンテ・イスラでの騒動について、オルバが何を目指していたのか? 恵美の父・ノルドはこれまで何をしていたのか? という一種の裏話的なもの。そして、その上で、ミキティらによって語られる現在、起こりつつある危機。まぁ、そう簡単に区切りがつかない、というのはわかるんだけど、明らかに「繋ぎ」という感じのエピソードで期待していたものから外れてしまった、という感想になってしまう。
勿論、私が勝手に期待していただけなので、こっちの方がいい、という意見もあるだろう。あくまで、私にとっては、という話。

No.3506

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