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(書評)下ネタという概念が存在しない退屈な世界7

著者:赤城大空

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 7 (ガガガ文庫)下ネタという概念が存在しない退屈な世界 7 (ガガガ文庫)
(2014/09/18)
赤城 大空

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華城綾女の独断により、「右」「左」に分裂したSOX。狸吉は、何とか綾女と合流すべく奔走するものの、綾女の態度はつれない。そんな中、SOXを崩壊させるべく、鬼頭慶介の魔の手が狸吉に迫って……
なんて嫌なバイオハザード!!(笑)
前巻は結構、政治的な話が多かったのだけど、今回はなぜかホラー映画的な話。海上を漂う客船に監禁され、そこで狸吉を恐怖の存在が付けねらう。……あ、勿論、狸吉を襲ってくるのはアンナ先輩ね(笑) 物語の大半が、その客船の中での攻防戦に費やされる。
……っていうかね……やっていることはとにかく酷い(褒め言葉)の一言。
だって、客船の中には媚薬やら精力剤やら、そんなものばかりが詰め込まれ、そして、それを前にして性欲を溜め込みすぎたアンナ先輩が凶悪化して襲ってくる。女の子から迫られる。これって、むしろアニメとかそういうのでは「羨ましがられる」シチュエーションになると思うのだけど、アンナ先輩の場合、それを一切感じられないのが凄い(笑) 単純に恐怖だけしか感じられない。そういう意味では、もしかして、これってストーカーの恐怖とか、そういうのに近いのかも知れない。
んでもって、終盤、ついに追い込まれて、は……大丈夫か、これ? 確かに最後の一線は越えていない。越えていない……はず……。越えてない……よね? 先っぽだけ?(ぉぃ) もう、本当にギリギリのところで勝負しているなぁ……という感じ。
その一方で、今回は、ゆとりと鼓修理がいいところを見せてくれたな、というのもわかる。分裂したSOXをまとめるため、危機の狸吉が助かったのは、完全にこの二人のおかげだし。っつーか、正々堂々と好きな人を奪うために、って完全に負けヒロインになっているのがちょっと悲しいけど。
物語としては、これでSOXが再び一つになって、しかも、綾女もデレて、で最終巻という形になるみたいだけど……ここからどう締める? あと、これをアニメ化って、正気ですか?(笑)

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