(書評)始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇

著者:王雀孫


始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇 (ダッシュエックス文庫)始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇 (ダッシュエックス文庫)
(2014/12/19)
王雀孫

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「友ゼロ」と妹の鞠也から揶揄される自称・普通の高校生の有田雁弥。そんな彼は、駅のホームで自らの人格を『換装式人格』と、会う度に入れ替える痛々しい先輩・新田菊華と出会う。どういうわけか、菊華に気に入られた雁弥は、昨年度で背部となってしまっていた菊華を部長とする「旧演劇部」の手伝いをやらされることになって……
うん、何をコメントすれば良いのだろう……
一番最後に、物語がどこへ向かおうとしているのか、ちょっとわかったような部分があるのだけど、そこに至るまでが長い。とにかく、ひたすらに行われる会話のかけあい。しかも、妙な語尾であるとか、はたまた、ルビが振られた特殊な読み方の言葉の連発(それが、中二病設定とかと結びついているのだろうけど) 少なくともこの1巻については、物語の展開とかじゃなくて、そういう掛け合いを楽しむ作品といえると思う。もっとも、文体とかも特殊ではあるんだけど。
正直なところ、読んでいて微妙と感じるところがあったのは確か。先に書いたようなやりとりのノリがイマイチ、自分に合わなかった、という部分があるのは確かだし。その一方で、毎回、「ファーマットが違う」とか言う割にその設定が甘い菊華とか、はたまた、ギャルっぽい行動を取りながら意外と純粋だった鞠弥とか、そういうところでクスっとする部分もあった。部分部分では面白いと感じたけど。
ということで、面白いとも、つまらない、とも言いがたい。最初に書いた、何ともコメントしづらい、という感想にならざるを得ない、かな? と……

No.3661

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