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(書評)ファーレンハイト9999 2

著者:朝倉勲



東のサンキュロット事件で負傷したイリナの休養中、臥人は迅早下風雅とバディを組む。風雅は、イリナの幼馴染であり、「イリナに勝つために」捜査官になった少女。そして、イリナに勝つため、「臥人のバディはどちらが相応しいか」を決めるための一日交代の「バディ交換週間」が行われることになる。そんなとき、臥人とイリナは、事件現場に居合わせた男に職務質問をすると、男は、巨大銃を発砲して逃走し……
物語の中身に関係のないところから話を開始するんだけど……タイトルの最後が数字で、なお、そこに「1巻」「2巻」を示す数字が入ると、それをどう表現するのか迷う。表紙などには、○囲みの2があるのだけど、環境依存文字なので、それを使うのもためらわれるし……
と、前置きはこのくらいにして、物語の中身に入ろう。
正直、第2巻については、第1巻とちょっと印象が変わった、という印象。一応、今回の敵となる生島は、アニメ媒体などを裏ルートで流している、とか、そういう話は出てきている尾だけど、前作のようなアニメなどが規制されて、という部分は薄い。逆に、前巻のヒロインであるイリナと、新キャラである風雅による臥人争奪戦とか、結構、ラブコメっぽい部分が強調された感じ。まぁ、最初から風雅には負けヒロイン臭がたっぷりだけど(笑) 勿論、最終的には……
何というか……ちょっと1巻とはカラーが異なっているかな? というのをどうしても思う。上に書いたこともそうだし、また、前巻では臥人が圧倒的な力を持つ「切り札」だったのだけど、本作はそこまで飛びぬけた感じがしない。ぶっちゃけ、風雅とか、はたまた生島にかなり苦戦したりするし(生島は、確かに、優秀な殺し屋、という設定ではあるが、前作でもそういう敵がいたしなぁ……)
いや、別につまらなかった、とか、そういうわけではない。ないのだけど、前作の特徴みたいなところが弱くなったかな? と思わざるを得ない。繰り返しになるけど、話しとしてはしっかりとまとまっていて文句ないのだけどね。

No.3730

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