(書評)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか6

著者:大森藤ノ



「ヘスティア、君のウォーゲームを申し込む!」 俄然、注目を浴びることとなったヘスティア・ファミリア、ベル。そんなベルの獲得を狙い、アポロン・ファミリアは嫌がらせを開始し、さらにリリもソーマ・ファミリアにとらわれてしまう。そのような中で、ヘスティアはそのウォーゲームを受けることにして……
先日まで放映されていたアニメでは出てこなかった部分の話。なんか、これまで、概要としては説明されていたけれども、具体的にどうなのか、というのがイマイチわかってこなかったファミリア同士の関係というのがようやくハッキリしたエピソード、という感じだろうか。
どっちかというと、これまでのエピソードでは、あまり神様らしくない、というか、威厳とかそういうものがなかった(どっちかというと、「ぐぬぬ……」と言っているイメージ)ヘスティアが実は大活躍している、というのが印象的。アポロン・ファミリアの罠によって、どんどん追い詰められ、かつ、リリはリリで、ソーマ・ファミリアから離脱させてもらえない。そのような中でソーマとの話をつけたり、はたまた、ファミリアの眷属であるベルのためにオラリアから逃げるという提案をしてみたり、とか凄く神様らしい活躍を見せてくれる(いや、神様なんだけどさ)
そして、そんなヘスティアの頑張りの中、ベルはアイズとの修行に打ち込み、さらに、これまでの冒険でともに戦ったヴェルフや、ミコトらが……
話の流れはかなりシンプルではあるんだけど、これまでの話で培われてきた人間関係などが組み合わさって、逆転への道筋ができていく終盤はベタだけど熱い! そうなったのもここまでのエピソードで描かれた人々とのやりとりの結果。そして、何よりもベル、ヘスティアの人柄ゆえかな? とか、そういうのも思う。
あとがきで、著者自身が認めているように、今回のエピソードって、ダンジョン要素が皆無(笑) でも、これはこれで面白かった。

No.3751

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