「散華」
ギャラルホルンの襲撃を退け、開放感に溢れる食堂。しかし、その中にあって、アトラは三日月が何か、緊張感を孕んでいることを見て取る。そして、その夜……
てな感じで始まった第3話。
前回、オルガがクーデタの計画を話していたけど、結構、アッサリと成功しちゃったなぁ。っていうか、アレだけ派手に逃亡とかしておいて、それでも自分達が上で、何もうらまれていない、という一軍の面々。どれだけ緊張感ないんだよ(苦笑)
ただ、ヘッポコなクーデリア様とか、ここまでにはなかったギャグが上手いこと挟まれて、クーデタ前夜の緊張感を引き立てていたのは確か。
そしてCGSを乗っ取ったオルガが取ったのは、CGSをマトモな組織とすること。そして、筋を通した組織にすること。
そのために、CGSを離れたい、という人間には退職金を出し、無事に離れることが出来るようにする。それは、勿論、筋を通す、っていうのもあるけど、同時に、「暴力的に組織を裏切った」などと言う弱みを作らないようにすることも出来る。
しかし、問題は、それをすると当面の活動資金がない。そんなとき、クランクが決闘を申し込んでくる……
なんていうか……前回のエピソードでクランクを、まともな感覚を持った武人、みたいに書いたのだけど……
今回のエピソードを見ていると、彼は彼で、少年兵たちに対する一種の「上から目線」を持った人物だった、っていうのが見えてくる。三日月は、どっちかというと、最初からクランクが自分が勝つ、っていう想定でしか見ていない、というのに憤っている感じがあったけど、それとは別にして……
「子供が戦いに出る必要はない」「子供と戦いたくない」
確かにそう思う、っていうのは必要だし、それを防ごうとすることは大事。でも、事実として戦いに参加せざるを得ない状況になっている三日月たちにとっては何の意味も持っていない言葉。そもそも、そういいながら、前回の戦いなどでも仲間を殺してきたのだから余計に……
序盤、クーデリアのヘッポコさとかもあったけど、ある意味、クランクとクーデリアは似た考え方、見方の持ち主。
しかし、そんな三日月たちと出会ったタイミング。そして、目の前で、そのような矛盾がぶつかっているのを目の当たりにしたこと。それが、クーデリアの「自分の戦場は……」という決断へと繋がったのだろう。
そういう意味で、今回、というか1話から3話までのエピソードってクーデリアの成長譚だったのかも。
それにしても、今回のタイトルの「散華」って、誰かが死ぬ、とかじゃなくて、「散らない華になる」という決意を込めた「鉄華団」への伏線とは思わなかった。


にほんブログ村
http://howdolikemodeling.blog.jp/archives/45673493.html
http://nijiirosekai.blog55.fc2.com/blog-entry-5265.html
http://craft89.blog105.fc2.com/blog-entry-1511.html
http://sakanouenokumo819.blog46.fc2.com/blog-entry-1101.html
http://blog.livedoor.jp/rx_78g/archives/52136341.html
http://104bk.blog.fc2.com/blog-entry-5044.html
http://gomarz.blog.so-net.ne.jp/2015-10-20
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-2364.html
http://seeing04.blog39.fc2.com/blog-entry-5634.html
http://grhm2307.blog.fc2.com/blog-entry-177.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-4255.html
http://blog.livedoor.jp/pro_g_mania21/archives/g_tekketsu003.html
http://timediver2010.blog27.fc2.com/blog-entry-3914.html
スポンサーサイト