機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ・第22話

「まだ還れない」

カルタらは撤退したものの、代償は大きかった。ビスケットの死は、鉄華団に動揺を与え、そして、自責の念からオルガは自室へと閉じこもってしまう。

「……やらせといてやんな……
 身体、動かしている方が気がまぎれるってもんだ」

「俺も……みんなも……
 あいつの言葉を待っているんだ」

うん……見事なお葬式ムード(笑) 
何とか戦場をあとにし、そして、鉄華団に対して復讐を誓うカルタ。アインを前に、アインのためにも、自分達のためにもアインを機械化したほうが、と演じるマクギリス。そして、オルガ不在の中、鉄華団が下りる可能性も考慮し、その上で、蒔苗との依頼を推し進めるべく準備を進めるクーデリア。
そんな中で、停滞したままの鉄華団。

そんなとき、オルガの前に現れた三日月は問う。
「オルガ、次は何をすればいい?」


……考えてみると、鉄華団を結成したとき、オルガって、「お前らの死に場所を用意してやる!」的なことは言っていたんだよね。
そして、ある意味、三日月は、その言葉をそのまま受け取っており、一方で、オルガは、ある意味、その時の勢いだった。だからこそ、ビスケットという存在を喪い、その考え、というか、覚悟の違いが出てしまった。
「ここが居場所なの?」
もう、ここまで来てしまった以上、ここに留まる、という選択肢はそもそもありえない。となれば、進むしかない。犠牲者は出してしまった。しかし、いや、だからこそ……

丁度、『うたわれるもの』で、帝が崩御し、支えとなる存在がいなくなって将たちがそれぞれで疑心暗鬼になって、ってのをやっているけど、状況としてはそれに近い状態がここだったように思う。そして、こちらでは、ある意味、オルガ以上に、オルガの言葉に忠実な三日月という存在がいたからこそ、次へ……。
こういうと何だけど、三日月に、自らが、みたいなところがあったら完全に崩壊してしまっただろうな……


ただ、まとまるというのはいいとしても、やっぱり今の鉄華団には自発的なブレーキ役がいないんだよな……
三日月の言葉で、ある意味、思い切りアクセルを踏んでしまった形だし、これまで以上に危なっかしい感じがする。



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  • 2016.03.12 (Sat) 21:47 | 新・00をひとりごつ
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