(書評)俺、ツインテールになります。11

著者:水沢夢



ダーク・ランヴァスを撃破したツインテイルズ。とりあえずの危機を脱したこと、そして、再び変身出来るようになるために支えてくれた皆への感謝から、皆の願い事をかなえることにした総二。だが、四頂軍最後の一隊たるゴー・ディア・ソードが動き出す中、イースナの様子がおかしくなり……
あとがきで著者が、戦いが一段落したので小休止的な話。肌色成分多め、と書かれている。確かに、話としては新展開への繋ぎ、という側面は強い。ただ、その中にイースナの話を盛り込むことで、上手いこと「熱い」ところを引き出している辺りが流石だな、というのが何よりもの感想。
冒頭に書いたように、とりあえずは、小休止ということで、ツインテイルズの面々のお願いを聞くことになる総二。総二を自分の執事にして、色々と奉仕させる愛香。制限時間である6時間ぶっ続けでヒーローモノのDVDを一緒に見る会長。個人的なお願い、というよりも……で、皆で温泉に行こうという桜川先生。まぁ、その温泉で、総二争奪戦となるのはお約束。カラーイラストでは、裸で、てのはあるんだけど、作中でそのシーンのイラストがないためか、著者が言うように肌色成分はそれほど感じず、いつも通りのドタバタ劇っていう風に感じられた。
そのような中で動き出したゴー・ディア・ソード。そして、それに怯えるイースナ。
四軍は、それぞれ動く理由が異なる。そして、その中で、ゴー・ディア・ソードが動き出す、というのは、その世界の破壊が目的。他の軍と違い、そのためには何でもするし、実力も抜けている。つまり、動き出した時点で世界は終わり。そして、イースナはアルティメギルにいたからこそ、他の面々と違い、その恐怖を実感している……。そして、ゴー・ディア・ソードの交渉人・グリフォギルティの提案を受けてツインテイルズを裏切って……
仲間を守るために裏切るイースナと、イースナを信じるからこそ戦おうとするイエロー。繋ぎの話のはずなのに、本当、終盤の戦いが熱くて良かった。毎回、こういうのをしっかりと踏襲してくれるから面白い。今回も凄くよかった。
ただ……
グリフォギルティ……お前、その発言でどうやって「交渉人」としてやっていけたんだ……? というのは思ったり(笑)

No.4001

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