(書評)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア5

著者:大森藤ノ



59階層での決戦を制し、帰路へついたロキ・ファミリア。だが、道中、ダンジョンの異常事態もあってセーフティポイントである18階層で足止め状態に。そんなところに現れたのは、史上最速でレベル2となった白髪の少年。彼に興味津々なファミリアにあり、レフィーヤだけは不満で……
ということで、本編では5巻の裏側に該当するエピソード。外伝4巻が、1つのクライマックスに該当していることもあり、今回は、多少、息抜き回的な部分あり。物語は基本的に、セーフティポイントである18階層での日々を中心に綴られる。最後に戦いはあるものの、どっちかと言うと、日常的な描写が主だもん。
物語のメインはレフィーヤ視点。アイズに憧れ、今回の遠征で、ある程度の実績を残すことも出来た。しかし、そんなところにやってきたのは、噂のルーキー。皆が注目をし、勿論、アイズも……。当然、レフィーヤは面白いはずがない。しかも、風呂を除きにきたりとか、そんなことまでされて……
そういう意味では、まったりとした感じなのだけど、読んでいて、本編3巻と4巻、5巻って、2週間程度の時間しか経過していなかったのか、というのに驚き。当たり前だけど、刊行ペースの問題とか、そういうのもあるんだろうけど、まさか、3巻の戦いと4巻の帰還途中だったとは……。
で、そのような中で、実は5巻の裏側でもう1つベル君が闘いをしているとは思わなかった。話として締めになる展開が必要なのはわかるし、レフィーヤがベルにただ反発を覚える、というだけではない形にする必要があるのもわかる。ただ……ベルにしろ、レフィーヤたちにしてもそこまで大きな戦いをしてきただけに、ちょっと急展開過ぎるかな? と……
そして、そんなレフィーヤの気持ちと裏腹にアイズさんは……まさかの勘違いとは……。このオチにはなかなか笑わせてもらった。

No.4025

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