(書評)異世界Cマート繁盛記2

著者:新木伸



今日も、Cマートは気ままに営業中! 変Tが売れまくったり、ダンボール箱がブームになったり……。そんな中、孤児の女の子・エナが、Cマートの中に作ったダンボールハウスに居ついてしまって……
てなわけで、シリーズ第2作。
雰囲気としては、1巻同様……いや、1巻以上に、な~んにもない、まったりとした話といった趣。だって、1巻の場合、序盤は、突如、異世界にいけるようになった。そこでは現代日本の何気ないものに対して需要がある……なんていうようなところで、店を始めよう、とか、そういう「動き」があったわけだけど、今回は、それが既に前提となったうえ、なので、本当に日常のドタバタ、という感じ。
まぁ、変Tシャツに関しては、外国人が意味も分からないけど、とりあえず、何か異国の文字が格好良く感じるからと受ける、というのと同じだろう(と、同時に、日本人が来ている英語の文字が印刷された服とかでも同じことが起きているんだろう、とは思う。自分の手元にあったTシャツの文字を翻訳しても、妙なのあったし(笑)) まぁ、そんなテーマ性があるというより、主人公と、エルフがあれやこれやと掛け合いやっているだけなので、本当にまったりという印象。
そんな中で、話としての「動き」という意味では、孤児であるエナ。どちらかと言うと消極的な性格の少女で、住む家は基本的になく、街の中で住んでも良い、という人の家を数ヶ月程度の間隔で渡り歩いて暮らす日々。そして、その今回の場になったのがCマート……。そして、そんなやり取りの中、エナは主人公に好意を抱くようになるのだけど、ダンボールハウスがボロボロになってしまって……での勘違い。この辺のすれ違いは、テンプレではあるのだけど、基本がのほほんとした雰囲気なので、凄く印象に残った。エナちゃん、かわいいし。
前巻以上に、まったりと雰囲気を味わう作品。そんな気がする。

No.4029

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