(書評)異世界Cマート繁盛記3

著者:新木伸



しばらくお店を離れていた店主を待っていたのは、泣かれたり、抱きつかれたり、つねられたり、の大歓迎。香辛料や化学調味料、さらにはおみくじ……。新商品も色々と手がける中、店主と同じマレビトが現れて……
うーむ……今回は新キャラのジルが登場。女子中学生だけどやたらと力持ちで、Cマートの物資搬入などについての新戦力に。というのがあるのだけど、どうやら、このキャラ、著者の他作品の人物らしい。まぁ、知らないなら知らないで楽しめると思うし、ある意味、キャラ紹介の部分が少なかったな、と納得できる部分があったりもする。
まぁ、この巻では、結構、この作品世界についての紹介が多かったように思う。基本的に善人だらけの世界。その世界を保つために皆が実行している原則。はたまた、金融業は禁止とか、そういった、世界のルール。ちょっと掘り下げられた、というか、これまでの何でもアリのところからちょっと変わるのかな? という感じがする。
さて、そんな中での新商品。香辛料は……そりゃ、ヒットするよね(笑) 塩ですら、貴重な世界で、香辛料と言うものが持ち込まれればヒットしないはずがない! というか……考えてみれば、この世界、普段、何で味付けしているのだろう?
そんな中で、最終的に、この世界で戦争勃発の危機。それを防ぐには……
塩10トンか……
まぁ、塩がある程度あれば、城が建つ、って世界ならそれもアリなのか。しかし、そんな戦争を防ぐために、奔走する主人公、というのは、これまでの主人公の態度と違っていて違和感。いや、勿論、それが悪い、ってことじゃない。この世界を守りたい、っていうのもわかるし。ただ、それでも、もうちょっと異世界が好きだ、という描写があってからでもよかった気がしないでもない。
どこまでやれば納得できたのか、っていうのは、結局、よくわからないけどね。

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