(書評)都市伝説系彼女。2 永遠子さん救済倶楽部

著者:おかざき登



相変わらず、おかしな現象に遭いまくりの永遠子。そして、そんな彼女と共に、なんだかんだで楽しく活動中の敬一郎ら文類部。そんな日々の騒動を描いたシリーズ第2作。
なんか、あとがきを見ると、打ち切りっぽい感じなんだよなあ。折角、キャラクターとかがこなれてきた、って感じなのに。
相変わらず、殆ど無防備に永遠子が怪奇現象を呼び込むような行動を取ってみたり、とか、色々とやっているわけだけど……
個人的に好きなのは「くねくね」の話かな? 目の前に現れ、普通は特に気にしないもの。しかし、それを意識して気にしだすと、その正体不明さゆえに混乱をし、我を忘れて、自我が崩壊してしまう。そして、それらしきものが……
って、オチがそれかよ!!(笑) こういうしょーもない話、大好き!(笑) 逆に、見てみたくなった(笑)
そんなしょーもないものとかを含んだ後でのラストエピソード。
幼い頃から美加と一緒に暮らしていた猫が行方不明になった。年齢的にも……皆で、その猫を探す文類部だったが……
猫は死期を悟ると……よく言われること。まぁ、実際には、人間にも手を出されない「安全な場所」で休もうとする、とか、そういうことなのだろうけど、ただ、実際にこういうことはあるんだよね。そして、人間とずっと一緒に暮らしてきた、という絆があるという前提で考えれば、この猫のような愛情を持っていても、という感じがする。普段、憎まれ口を言っている敬一郎が、そういうのもあるんじゃないか? という最後のセリフも良かった。
結構、色々と作品世界を広げることも可能な設定だと思うし、続編も読みたいなぁ……

No.4123

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