(書評)今日から俺はロリのヒモ!

著者:暁雪



絵は上手いが、ストーリーなどが問題で、ダメ出しを食らっている漫画家志望の天堂ハル。今日もまた、ダメ出しを食らった帰り、彼は一人の小学生と出会う。彼女、二条藤花は何と、ネットに挙げたハルの漫画の大ファン。そして、大金持ちの彼女は、ハルのパトロンになるという。藤花の家に住まわせてもらい、衣食住、何ら不自由のないどころか、資料として漫画やBDもフィギュアも買い放題で……
タイトル、その他で、色々と(私の周辺で)話題になっている作品。なぜ、私はこれを手にしているのだろう?(苦笑)
とりあえず、帯にも書いてあるのだけど、この作品の主人公・天堂ハルは「ロリコンではない」。これは間違いない。どっちかというと巨乳好きで、藤花の秘書であった麻耶の方が好みだし。
ただ、もう一つ、間違いなく言えることがある。それは、クズである! ということ。
ヒロイン・二条藤花の屋敷で暮らすことになった主人公・ハルということになるのだけど、漫画を描かず、藤花や、その同級生の小学生たちと遊んだり、時に、資料用に、と称して彼女たちにコスプレさせたりする、という描写がずっと描かれている。まぁ、創作を生業とする主人公だけど、それをするよりも、遊んだり、サボったりする描写だらけ、っていうのは、珍しいわけじゃない。『妹さえいればいい。』(平坂読著)シリーズとかもそんな感じだし。
ただ、この作品の場合、主人公のハルって、何ら生産的なことをしていないんだよな(笑) 『妹さえいればいい。』とかの場合、遊んでばかりだけど、あくまでも自分で稼いだ金で、だし、生活のためとか、そういうのもあって色々とダメだけど創作そのものはしている。でも、ハルの場合、そもそもそれをしていない。ただ、自分の大ファンだ、という藤花の信頼に胡坐をかいて遊んでいるだけ(最後にちょっとだけ創作するとは言え)。千鶴とか、それを批判的に見る存在もいるけど……彼女もチョロインだしなぁ(笑)
細かいところはともかくとして、藤花、その友達である千鶴、紗奈と言った面々の献身的な姿を素直に愛でれば良い作品なのだと思う。なんだかんだで可愛いし。昔、『苺ましまろ』のキャッチフレーズだったけど、「かわいいは正義」だよ、うん。
ところで……
誰か私のパトロンになってくれませんか? ハルよりは、色々とやりまっせ?(ぉぃ)

No.4135

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