(書評)下ネタという概念が存在しない退屈な世界○EX

著者:赤城大空



アニメの映像ソフトの特典として収録されたエピソードを中心に構成されった番外編短編集。全7編+α収録。
うん、まさに番外編、という感じ。一応、本編8巻も「番外編」ということにはなっているけど、本編にも話が繋がっているのに対し、こちらは、完全におちゃらけ。アニメが、原作1巻~2巻の内容だったためか、その頃の時系列の話が多い。
つまり……轟力先輩に出番がある!(そこかよ)
ついでに言うと、アニメのオリジナルキャラであるびんかんちゃんも逆輸入されている。
インパクトって意味だと、そのびんかんちゃんが語り部となる3編目『学校の猥談』。何かを感じてしまうびんかんちゃんが、不和氷菓と共に、学校の七不思議を探しにいく話。
一言言って良い? 変態だー!!! まぁ、この話だからいわずともわかると思うけど、怪談として語られるそれは、全て、学校の生徒達がソッチ方面の行動をいたしていた結果、というオチ。うん……とりあえず、アレだ……。廊下でこすり付けるのは、色々とどうかと思うよ……
しょーもなさだと5編目の『疑惑のテクノブレイク』。教室で転寝していた狸吉が目を覚ますと、その周辺には一面の白い粘液が……。もう、ね……色々とアレ過ぎるでしょ、このシチュエーション。ただ、こうやって考えてみると、普段、下ネタしか言っていなかった華城先輩自身も結構、耳年増なだけで……っていうのがわかるっていうのは良いんじゃなかろうか。
ただ……個人的にインパクト抜群なのは、狸吉のオナ禁日記。僅か10頁しかないのに、書かれている内容は狂気そのもの。そして、それを読んでドン引きする華城先輩&鼓修理。イラストの妙もあって、大笑いした。しかも、そのノートに隠された秘密。ひでぇ(褒め言葉)
まぁ、作品の世界観とか、そういうのは本編の方でしっかりと完結したわけだし、その上で、しょーもないエピソードとかで笑いきって終わるっていうのも味じゃないかと思う。

No.4139

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