(書評)エルフでビキニでマシンガン!

著者:神野オキナ



高校卒業まであと1年と言うある日、俺は、親戚中の理不尽な強権によって転校せざるを得なくなった。最後の別れを、と、放課後、旧校舎で話を交わした先輩に挨拶をした帰り、教室は結界でも張られたかのように静まり返り、先輩はなぜか武器商人と交渉を始める。そして、俺を白光が包んで……
という、ある意味、異世界転移モノ。
著者があとがきで、アメリカなどでよくある、美女がマシンガンを撃ちまくり、おっぱいを震わせている映像作品のようなものを目指した、とのこと。なんか、よくわからんところがある辺りは、お約束。だって、戦闘装束がビキニ。「ビキニのご加護が!」って何やねん!(笑)
少なくとも、この巻に関しては、殆ど、バトルもの。異世界に移動する前にも戦いがあり、さらに移動した直後、化物に襲われるエルフたちを守るためにバトル。そして、この巻のボス的なところとして、魔物の群れと……。そういう意味ではコンセプトどおり、という感じ。
ただ、一応、今後への伏線的な部分はある。先輩こと、エルフの姫が、現代文明の品を導入し、エルフの国を作ること。ただ、そもそも、現代から品物を持ってこれる量には限界がある。そして、魔法によって増やすことは出来るが、下の量の3倍まで。一度複製したものをさらに複製することは不可能。また、金(ゴールド)など複製できないものもある。なので、文明を発達させることで、現代社会のそれを再現できるようにせねばならない……
なのだけど、今のところは、その辺りは目的だけが語られて、全く手が出ていない状態。今回は、異世界へ移動して、そこがどういう世界なのか? そして、その場で次から次へと危機が訪れる、という展開だったので仕方がない、と言えば、仕方がないのだけど。今後、文明開発とかがメインにシフトしていくのかも知れない。
あと、ビキニを身にまとって戦うと発情してしまう。そして、男は童貞を失うと死んでしまう。……ここも大きなポイントに……なるの?

No.4189

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