(書評)異世界Cマート繁盛記4

著者:新木伸



今日もCマートはのんびりと平常運転中。なつかしのビンラムネに、なぜかキングたちが集まっての会議、スマイル0Gを巡ってエルフとエナのプチバトル!? そんな日常の中、エナに変化が?
うん、本当に平常運転中って感じの安定感。この作品の売りはそこなのだから、それで良い。いつも通り、(主人公にとっての)現実世界から何かを仕入れて、異世界で売って、という話を中心にしているわけだけど、今回はそれほど事件と言う感じではないだけに。
その辺で言うと、『マッチ、ロウソク、お線香』とか好きだなぁ。文字通り、マッチ他を仕入れてきた主人公。簡単に火をつけられるマッチっていうのは、便利ではあるけどすぐ燃え尽きてしまう。それなら別に異世界にもある。……で、結局、一番売れたのが、長時間使える火種として使える「蚊取り線香」とか、なるほどね、という感じ。まぁ、蚊取り線香があの形なのは、場所をとらずに長時間、と言うためらしいのである意味、正解なのだろうけど。
そんな中で、世界観が垣間見えるのは、この異世界には季節と言う概念がない、ってことかな? でも、地球の場合、ある程度、どこでも季節が移り変わる……とは言え、日本のようにハッキリと四季がある場所ばかりではないし、主人公の感覚も極端かな? という気はするけど。
そして、そのような中、著者があとがきでも書いているように、エナ猛攻。孤児として、Cマートに居候する形だったエナだけど、手伝いをする中で、他の孤児たちのお姉さん的存在になり、また、主人公に対するほのかな想いも。このほのかな想いとかは、以前の巻でも見え隠れしていたけど、エナ自身がそれを自覚し、かなり積極的に迫るようになったからなぁ。一応、この作品的には新キャラ(?)が出て、ってこともあるんだけど……。
でも、こうやって見ると……
エルフさんは何も変化していないとか、凄くド安定キャラだなぁ、ってのを思ったり。

No.4209

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