機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ・第33話

「火星の王」

アーブラウとSAUの戦いから1ヶ月。戦後処理を巡り、ギャラルホルンでは、その処理を巡り対立が激化する。一方、鉄華団でもまた、裏切り者であったラディーチェらの残した状況からの状況処理に追われていた……

話としては戦後処理を巡っての繋ぎの回、なのだけど……
文字通り、「こう来たか!」という感じのエピソード。

冒頭のところで書いたように、ますます深刻化するセブンスターズ内での抗争。
一方で、鉄華団地球支部では多くの団員の死がその後遺症を残していた。特に深刻なダメージを受けたのは、実質的にリーダーとして振舞いつつ、多くの犠牲者を出してしまったタカキ。
その前に、チャドが、地球支部のリーダーとして多くの団員を死なせたことを悔いていたわけだけど……、チャドの場合は事後報告的。自ら指揮して……というタカキは、それ以上。
アストンと仲良くなったのは間違いだったのか? しかし、タカキも、妹のフウカも、アストンがいたから……

そんなとき、マクギリスが鉄華団に提案したのは、ラスタルとの決戦に勝ち、ギャラルホルンを掌握した暁には、鉄華団に火星の統治を任せる。つまり、火星の支配者とさせる、というもの。

元々、クーデリアが狙っていたのは火星の独立。鉄華団が火星の王になる、というのはその実行になる。
それに、誰にも相手にされない存在だった自分たちが……オルガはその話に乗る決断を下す。しかし、タカキは……


前回の戦いでタカキが生き残ったんだけど、こういう役目が残っていたのね。
どちらかと言うと、イケイケ系、そして、守りたい家族がいる、と言う存在がタカキ。それゆえの慎重派という立場でもある。
それだけに、仲間を喪うということに対して敏感。
ある意味、1期目で散ったビスケットも同じ立場なのだけど、ビスケットが死んで遺された家族が傷つく、というのが第一の伏線。そして、同じような立場のタカキが親友を喪う。自分が死ぬことによって起こること、そして、遺された立場の気持ち。両方を描くことで、道を分かつ、という決断に大きな説得力を持たせるのは見事の一言。

個人的に過去のエピソードでも、これまでは拡大だったけど、組織内での対立、分離、というのがテーマになっていくんじゃないか、と書いていたけど、まさにその発端といえそう。オルガの決断に対して、メルビットがテイワズとの関係について言っていたけど、当然、そこでテイワズとの抗争もあるだろう。そして、戦いが激化すればするほど、タカキのような「守りたいものがある」者は離脱していくだろう。
……そんな予兆を感じた。



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